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巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/12/14

1963年に単行本で出版された、名作食エッセイ。オムレツもピザもパエリアも、まったく知らない人がいっぱいいた時代。そんな時代に異国で暮らし、働き、美味しいものをいっぱい食べた女性。それだけでカッコいい。

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2024/11/15

最初から料理が好きな人はいないとか、旦那が飲んだあとに友人を連れてくるからイヤというと、簡単なものを出せばいいし、料理が美味しいから、妻を自慢したくてだんなは連れてくるのだから喜ぶべき。とさっと作れる料理と作っている間のつまみの紹介。おかきでもいいし、トマトの輪切りにチーズなど。...

最初から料理が好きな人はいないとか、旦那が飲んだあとに友人を連れてくるからイヤというと、簡単なものを出せばいいし、料理が美味しいから、妻を自慢したくてだんなは連れてくるのだから喜ぶべき。とさっと作れる料理と作っている間のつまみの紹介。おかきでもいいし、トマトの輪切りにチーズなど。 そして湯豆腐だったりかき玉にオニギリ、冷蔵庫にあるもので気負わないもの。 そして失敗続きでももてなしたい心と喜んでもらいたい思いがあれば大丈夫と心強い言葉。 料理嫌いの私に大先輩から心の在り方や他人の気遣いを諭してもらえた一冊。

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2024/10/21

新装文庫の装丁が素敵だったので購入 窓を開け放って過ごせる気持ちの良い日に、なんともお腹の空く素敵に美味しいエッセイ集

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2024/10/16

シャンソン歌手 石井好子さんによる食べ物についての随筆。 暮しの手帖の連載が書籍化されたもの。 初版は昭和38年。 文章や時代背景はやはり戦前戦後という時代を表しているけど、石井さんの人柄が文面にとても良く現れていて、すごく楽しい1冊でした。 最初のエピソードは、表題にもなって...

シャンソン歌手 石井好子さんによる食べ物についての随筆。 暮しの手帖の連載が書籍化されたもの。 初版は昭和38年。 文章や時代背景はやはり戦前戦後という時代を表しているけど、石井さんの人柄が文面にとても良く現れていて、すごく楽しい1冊でした。 最初のエピソードは、表題にもなっている「オムレツ」の話。 夜中にチーズオムレツが食べたくなりましたが、我慢して翌朝に作りましたw 義兄がユネスコで勤務していたので、パリに何年か住んでいたとき、コルドンブルーに通った時の話。 フランス以外にもドイツやスペイン、その他の国々を訪れたときに食べた美味しいもののエピソードが盛り沢山です。 シンプルな表現で分かりやすいレシピも豊富で、石井さんは本当に料理が好きだったんだなぁと感じました。 食べる人のことを考えながら作れば自ずと美味しい料理ができる、レシピなどどうでもいいのですって率直なところ、ステキだなぁ。

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