商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | opsol book/星雲社 |
発売年月日 | 2024/09/03 |
JAN | 9784434340031 |
- 書籍
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ハートレス・ケア
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ハートレス・ケア
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
就職活動が難航し、やむなく有料老人ホームで介護士として働くことになった大石正人。介護の仕事に意義を見出せず退職を考えるも、今後の転職活動に支障が出ることを恐れ、せめて半年、その間だけの辛抱だと自分に言い聞かせている。 利用者に寄り添う優しい介護士になんてなれないし、なるつもりもな...
就職活動が難航し、やむなく有料老人ホームで介護士として働くことになった大石正人。介護の仕事に意義を見出せず退職を考えるも、今後の転職活動に支障が出ることを恐れ、せめて半年、その間だけの辛抱だと自分に言い聞かせている。 利用者に寄り添う優しい介護士になんてなれないし、なるつもりもない。人気のある職業に就いた友人の話を聞いては劣等感を抱き、今の自分を「負け組」だと卑下する日々が続く。 どうせ半年で辞めるのに。新しい業務を覚えながらもそう考えていた正人は、現場で働く職員たちの姿を見て、とある疑問を抱いた。どうして、この人たちは介護の仕事を選んだのだろうか――。 ☆4つけてるけど4.5をつけたい! ブクログの献本企画に当選していただいた本です! 有難うございます♪ 介護関係の作品が続いたけど この作品はとても心が晴れやかになる内容でした 元介護士だった著者だから とても現実的に感じるし 介護施設内の様子がよくわかりました 就職活動に失敗し しょうがなく介護士として働くことになった主人公の大石正人 半年したら辞めようと惰性で働いていたけど その間に悩みながら少しずつではあるけれど 成長していってるなぁと感じながら読んでいました 介護士の仕事は給料が安くてしんどいってよく聞きますが とても重要だしなくてはならないお仕事だと思います これだけ高齢化が進んでいる日本で将来どうなるんだろう?って近づきつつある我が身のことも考えてしまう 最初から介護という仕事を希望していなくても この主人公のように悩みながらも前に進んでくれる介護士さんが増えるといいのになぁと思いました
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同級生たちがキラキラした職業につく中、就活に失敗した(と思っている)主人公は介護職に就職する。 いわゆる5K(危険、汚い、きつい、暗い、臭い)と言われる介護を半年で辞めると決め、日々奮闘する。 心の中で文句を言いながらも、大切なことが理解できているような描写が散りばめられているので、最初から結末は想像できる。ドキドキハラハラはない分、あたたかい気持ちのまま読了。 いつかもし家族の介護をすることになったら、この本を思い出して介護には何が大切なのかを思い出そうと思う。
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ビジネス書や自己啓発系の本を読みがちだが、先日のブクログの応募に当選したこともあり、この小説を2日間で一気読み 長引いた就活の末介護職に就いた主人公は、まったく介護という職に向き合えず嫌いなまま働いていたが、職員との会話や利用者との関わりの中で、介護という職の良いところに気づいていく 初めは職業を「福祉」とぼやかしていた主人公も最終的には自分の職業を「介護士です」と話せるように変化を起こした、利用者との対話はグッときた メーカー勤務で、主人公の想像するいわゆる「普通」の仕事に近いことをしている自分からすると、周りの人を想い、尊厳持って関わる介護士という仕事には敬意しかないと感じた 人からの感謝が働く原動力だよな、とヒシヒシ感じる自分としては心にくる作品だった この本に出会えて、そして、読むことができてよかった 久しぶりの小説というのも、本を読んでいる間は、自分とは違う境遇や世界に飛べるという点で良かった
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