商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 創元社 |
| 発売年月日 | 2024/08/27 |
| JAN | 9784422931180 |
- 書籍
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隣の国の人々と出会う
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商品レビュー
4.6
39件のお客様レビュー
「あいだで考える」シリーズの1冊。佐藤優子さんの書籍をがたんごとん社で買った時に合わせて購入。著者はソウルへの留学経験あり。50歳になってから翻訳者になった。マル(言葉)、クル(文、文字)、ソリ(声)、シ(詩)、サイ(あいだ)の各章でのエッセイ。せめてハングルだけでも学ぶべきだっ...
「あいだで考える」シリーズの1冊。佐藤優子さんの書籍をがたんごとん社で買った時に合わせて購入。著者はソウルへの留学経験あり。50歳になってから翻訳者になった。マル(言葉)、クル(文、文字)、ソリ(声)、シ(詩)、サイ(あいだ)の各章でのエッセイ。せめてハングルだけでも学ぶべきだった。久しぶりの紙の本。ざらっとした表紙、中身の手触りが素敵。
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本書メインの「マル」「クル」「ソリ」が個人的に興味をそそられなかった。歴史の部分はすらすら読めた。 韓国著名人の詩は全て翻訳されたものが出ていて、韓国語で読んでみたいと思った。 語学書ではないと分かった上で、韓国語と表紙にあったので手にとってみたが、言語要素は少なめだった。
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著者の言葉遣いが好きです。 たとえば、マル(言葉)について。 p11 「マル」。この朝鮮語の音は日本語にはない。だから、くり返して発音するだけで、口の中にちがう風が吹いてくる。 昔から、この言葉を第二言語として学ぶ人は、口の中に起きる風に誘われて、気がついたらどこかちがう場所に立...
著者の言葉遣いが好きです。 たとえば、マル(言葉)について。 p11 「マル」。この朝鮮語の音は日本語にはない。だから、くり返して発音するだけで、口の中にちがう風が吹いてくる。 昔から、この言葉を第二言語として学ぶ人は、口の中に起きる風に誘われて、気がついたらどこかちがう場所に立っていることが多かったのじゃないかと思う。 『目の眩んだ者たちの国家』を編纂したツン芸評論家のシン・ヒョンチョルは、あとがきにこんなことを書いている。 私たちが本を読む理由のうちの一つは、私たちが知らないことがあるということを知るためである。人が経験できる事件は限られているので、実際に感じられる感情も限られている。そのとき、文学作品を読むことは、感情のシミュレーション実験となり得る。小説を読む間、身も細る思いをしたり、血が沸きたったからといって、その感情を完全に理解したというのは言い過ぎだ。しかし、小説でなければその感情に近づいていく方法がない。例えば、自分ん子どもが溺れて死んだのに、その真相を知ることができず、死体も見つからないとき感じる感情とか。人間は無能だから完全に理解することは不可能で、人間は意気地がないので一時的な共感も徐々に薄れていく。だから一生の間にすべきことが一つあるとすれば、それは悲しみについて学ぶことではないか。他人の悲しみに「もううんざりだ」というのは残酷なことだ。政府が死んだ人を再び殺そうとするとき、そんな言葉は生き残った人たちまでも殺そうとするのだ。」 日本語と韓国が似ているという話も面白い。 p135 語順がほぼ同じであること。「てにをは」にあたる助詞があること。 漢字の借用による「漢字語」をたくさん使うこと。 「です・ます」調と「だ・である」調があること。 敬語があること。 擬声語・擬態語が多いこと、など。 ここまで似ているからこそ、なおさら、小さなちがいが気になるのだと思う。 たとえば複数形の使い方だ。 なんと「静かにしてください!」の「静かに」という副詞に「たち」をつけて「静かたちにしてください!」と言うこともできるのですって!
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