商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日経BP/日経BPマーケティン |
| 発売年月日 | 2024/08/09 |
| JAN | 9784296002153 |
- 書籍
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努力は仕組み化できる
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努力は仕組み化できる
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商品レビュー
3.3
82件のお客様レビュー
努力が続かない。誰もが抱えるこの悩みに対し、本書は行動経済学のレンズを通して鮮烈な解を提示します。最大の衝撃は第1章の努力定義でした。「今すぐのラクを我慢して、将来大きな報酬を得るための『今の部分』」。この異時点間のトレードオフという視点は、根性論や自己啓発の甘言を一刀両断します...
努力が続かない。誰もが抱えるこの悩みに対し、本書は行動経済学のレンズを通して鮮烈な解を提示します。最大の衝撃は第1章の努力定義でした。「今すぐのラクを我慢して、将来大きな報酬を得るための『今の部分』」。この異時点間のトレードオフという視点は、根性論や自己啓発の甘言を一刀両断します。勉強、ダイエット、資格取得…なぜかいつも明日になる課題の本質が、ここにあったのです。 第2章「努力が勝手に続く4つの仕組み」に読了最高のパンチラインが連なります。デフォルト設定、社会的規範、即時フィードバック、内報酬設計。これらが時間割引率の高い人間の脳を巧みに欺き、システム1的な自動ループを形成します。カーネマンの高速思考を借りれば、意識的努力を無意識習慣へ昇華させる技術です。自治体コンサルタントとしての筆者の現場経験が光り、「失敗リスクを恐れる行政組織でも機能する」堅牢さが際立ちます。 驚くべき発見は、第6・7章の「努力しない言い訳」との戦いです。リストアップされた言い訳パターンを「とつとつと診断」し、低リスクな環境再設計でバイパス。この手法は、私が日々のシステム運用で用いる障害診断フローと驚くほど重なります。誘惑回避(第5章)から言い訳対策へ、さらに第8章の環境悪影響対策へと展開する構成は、まるで多層防御の自動化スクリプトのよう。感情に頼らない仕組み優先の冷徹さが、かえって心地よいのです。 第3章「努力を楽しむことはできるのか?」では、感情依存を断罪します。「やる気が出ない」は幻想、仕組みで内報酬を再定義せよ、と。進化心理学的に見れば納得の論理です。狩猟採集時代のDNAは「今日食うか明日食うか」の即時報酬を最適化しており、現代の長期努力はまさに生存戦略のアップデート。本書はこのギャップをナッジで埋める処方箋を提供します。 執筆経緯にも深い意図が垣間見えます。近畿大学准教授から独立し、パパラカ研究所を設立した筆者は、企業・自治体の「モチベーション続かない」現場を何度も目撃しました。根性論では解決しない現実を、数値検証を重ねて体系化したのが本書です。特に自治体経験は貴重。縦割り組織の「失敗回避至上主義」「感情抑制+理不尽時の選択的爆発」という職員マインドに真正面から挑み、「低リスク・高ROI」の勝ちパターンを抽出しています。 読み終えて最大の発見は、本書が単なる理論書ではない点です。第2章の4つの仕組みをテンプレート化し、読者自身の「努力環境」に適用可能。言い訳診断を習慣化し、理想状態を鮮明にイメージしてコンフォートゾーン化する―これが私の実践応用です。感情を排し、仕組みで自動化する冷徹な美学は、苫米地英人のセルフコーチングや銀座まるかんの「ひとり氏」と別の角度から同じ真理を語っていることに気づきました。 課題は個人差への配慮の薄さです。価値観や文化的背景で時間割引率は異なるはず。しかし、この普遍性をあえて強調する姿勢こそが強み。本書は「万人向け処方箋」ではなく、「仕組みをカスタマイズできる読者向けマニュアル」です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
山根承子さんの「努力は仕組化できる」を読みました。気になったポイントは以下なのだけど、結局適切なフィードバックで目標を修正していくこと。その理由は自分自身の努力を適切に評価して納得していくことなのかなと思いました。あと2か月頑張れば、努力は習慣になる。これは大事です。 ・目標設定とフィードバックは、行動の改善と維持にかなり効果がある ・フィードバックの有無が重要なのではなく、フィードバックの内容を受け止め、それを目標に反映させることでパフォーマンスが向上する ・見えない敵と戦い続けるのは、誰にとっても難しいこと。「自分の頑張り」を自分自身で適切に評価できなくなった時、楽しかったはずのことが「つらい努力」に変わります。 ・どんなことでも2か月頑張ることができれば、その努力は意識せずとも自然に行えるようになっている可能性が高い。 ・内発的動機付けは、自分の内面から湧き上がる「やる気」であり、対になる外発的動機付けは、金銭報酬や他人からの賞賛、評価など、自分以外のものから与えられるご褒美。内発的動機付けが努力の継続に重要な役割を果たす。自分の内側に楽しみを見出したり、自分の力を信じたりといった、ある種「自己中心的に生きる」ことが、努力を続けるコツなのかもしれない ・自分の能力や技能によって物事の原因をコントロールできるという考え方を「内的統制(Internal Control)」逆に原因が運や他人などの要因で決まるという考え方を「外的統制(External Control)」という。 ・若い時に不況を経験すると運を重視するようになる
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前半は結構おもしろい。 仕組み化のメソッドというより、なぜ努力できないのか?という掘り下げに注力がされている印象。
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