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腸内細菌の科学 健康の土台をつくる
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腸内細菌の科学 健康の土台をつくる
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸(そのうち、酢酸・酪酸・プロピオン酸)を一つの切り口に理解すると良いってことは分かりました。本では(語呂が良いから?)酢酸・酪酸・プロピオン酸の順に書かれていますが、普段から化学式を見ている人はメチレン基(CH2)の数でソートされてないことが気になった...
腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸(そのうち、酢酸・酪酸・プロピオン酸)を一つの切り口に理解すると良いってことは分かりました。本では(語呂が良いから?)酢酸・酪酸・プロピオン酸の順に書かれていますが、普段から化学式を見ている人はメチレン基(CH2)の数でソートされてないことが気になったりするのでしょうか?笑(門外漢の私は全く気になりませんが) 過敏性腸症候群に関する記述は割とアッサリしていて、要は腸内細菌の代謝スピードの問題だと。誤読しているかもしれませんが、それで割と気が楽になりました。自分は小麦と玉ねぎにかなり反応するので、極力避けるようにしてきましたが、少量を他の食物繊維と一緒に摂取すれば、単位時間あたりのガス産生量は抑えられると気付けました。
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腸内細菌研究で国内で最も有名なトップ3に入ると思われる、京都府立医大の内藤先生の著書です。自身の研究の話などはさほど多くはなく、どちらかというと色々な研究の紹介をされています。 良かったところは、柔らかく、読みやすい文章ではあるものの、割と難しい内容の研究まで紹介していて最新の...
腸内細菌研究で国内で最も有名なトップ3に入ると思われる、京都府立医大の内藤先生の著書です。自身の研究の話などはさほど多くはなく、どちらかというと色々な研究の紹介をされています。 良かったところは、柔らかく、読みやすい文章ではあるものの、割と難しい内容の研究まで紹介していて最新の知識を網羅的に学ぶことができるところです。特に、国内で行われた研究に関しては、いろいろな研究グループの話が出てきて、良いリサーチになります。食品メーカーの研究も結構たくさん載っていて、内藤先生の顔の広さを感じました。出典も綺麗に載っているので、仕事にも使えるのはありがたいです。 一方で、どんなものを食べたらいいのか、どんな細菌がいると良いのかといった、一般の人が求めている出口の話は少ないかもしれません。これは、賛否あると思いますが、研究者視点ではそこまで出口の話はできないのが現状だと思うので、僕としては、これで良いのかなと思います。多分、この手の分野で出口の話で強めの結論を言いがちな書籍はあやしい先生が多いと思います。(もしくは、悪質な編集者がまとめている) 書籍としては、そんなに重厚ではなく、かなりさらっと読めます。そういう意味では、一般の人向けだと思いますが、内容的には腸内細菌についてある程度分かっている人向けかな〜。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
食物繊維は腸内細菌を飼うために必要。人工甘味料は腸内細菌叢を変えるのでお勧めできない。腸内細菌叢を移植するのに糞便移植ではなくて菌叢だけ移植するのがある。 いろいろアップデートできてよかった。
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