商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 草思社 |
発売年月日 | 2024/08/01 |
JAN | 9784794227362 |
- 書籍
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戦場の人事係
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戦場の人事係
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玉砕の沖縄戦。斬り込みに向かう中隊長の「行きて伝えよ」の命。 隊で一人生き残った人事係の男は最期の姿を伝えるべく戦友の遺族を訪れる。投降する前に隠した記録を持って。 長い戦後を生き98歳で亡くなった男の生涯を追ったノンフィクション。
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第1章 「最期」のメモ ・「私は人事係だから」 ・三回目の召集で沖縄へ 第2章 玉砕の南部戦線 ・「十・十空襲」 ・米軍の上陸 ・助からない命 ・ガマの中の情景 第3章 「生きて伝えよ」 ・最初の自決 ・最前線の悲惨 ・一杯の水を欲して ・「海岸へ出よう。いい空気を吸って死の...
第1章 「最期」のメモ ・「私は人事係だから」 ・三回目の召集で沖縄へ 第2章 玉砕の南部戦線 ・「十・十空襲」 ・米軍の上陸 ・助からない命 ・ガマの中の情景 第3章 「生きて伝えよ」 ・最初の自決 ・最前線の悲惨 ・一杯の水を欲して ・「海岸へ出よう。いい空気を吸って死のう」 ・戦いの終焉 第4章 もう一つの証言 ・サイモン・バックナー中将の日記 ・仲田栄松の苦悶の日々 ・米軍による山狩り ・「私どもを、上から見ていたんですね」 第5章 虜囚の風景 ・テニアン島における「予行演習」 ・沖縄人をめぐる議論 ・膨れ上がる民間人収容所 第6章 奪還 ・屋嘉収容所の日本兵 ・「新しい爆弾の実験が成功した」 ・砂浜で告げられた日本の敗戦 ・軍籍簿の行方 第7章 生還者の戦後 ・本土への最初の復員船 ・占領下・東京の無残 ・公害との戦いと市長選挙 第8章 生き残るという罪 ・戦友の遺族と向き合って ・戦死者の唄 ・生をまっとうするための「死の記録」 ・「沖縄では臆病な者だけが生き残った」 終章 最後の伝令 ・中隊長の故郷 ・もう一つの約束 証言者の心象・素直な言葉と心証・客観的な状況 訊くのではなく聴こえる瞬間を待つ 素直な心象風景からの言葉だけが歴史の証言たりえる 無名の人間が歴史を創る・懸命に生きた一人ひとりの言葉と姿を刻む・それが歴史の実相を映し出す
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