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青春ブタ野郎はガールフレンドの夢を見ない 電撃文庫
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青春ブタ野郎はガールフレンドの夢を見ない 電撃文庫

鴨志田一(著者), 溝口ケージ(イラスト)

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青春ブタ野郎はガールフレンドの夢を見ない 電撃文庫

726

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/08/09
JAN 9784049151312

青春ブタ野郎はガールフレンドの夢を見ない

¥726

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2024/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

美織が重要キャラになってくるとは思わなかった。思えば、大学編の冒頭から出てきていたから、特になんでもないキャラではなかったんだな。

Posted by ブクログ

2024/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いよいよ最終章だと思うと感慨深い。 麻衣さんがコンサート中に自分が霧島透子だと宣言する爆弾発言から始まる展開は、それ自体は前巻から容易に予想できた。 ただ、そこから始まる異変の数々がどれもあったら良いなと読者が一度は思っただろう展開で、それだけに切なくなる。 特にかえでのくだりはダメだ。 今でもおるすばん妹巻は思い出すだけで泣けてくるのに、そんな姿を見せられたら、もうなんとも言えなくなる。 それはそれとして咲太がどんどん追い詰められていく果てに登場するのが、もうオールマイティじゃん、と思った。 ここで翔子ちゃんかあ。 ヒロインすぎる! いやヒーローかな? 読んでるこっちも咲太同様、彼女の登場で安心してしまった。 途中でこれはこの巻で終わらないなと思ったらやっぱり最終巻に続くだった。 もうね、大体分かる。でも分かっていてもこれは絶対切ない。苦しい。でも読むしかないんだよなあ。 次巻、青春ブタ野郎シリーズ最終巻。 見届けたい。

Posted by ブクログ

2024/09/02

運命の4月1日だろうと岩見沢寧々の件を解決したのだから、これ以上の問題なんてやって来る事は無い筈…という慢心を嘲笑うかのように現実をひっくり返してみせた冒頭には本当に驚かされたよ…… ステージに辿り着くまでもランドセル姿の麻衣という軽いジャブが有りつつ決定的な問題は無かった筈。だ...

運命の4月1日だろうと岩見沢寧々の件を解決したのだから、これ以上の問題なんてやって来る事は無い筈…という慢心を嘲笑うかのように現実をひっくり返してみせた冒頭には本当に驚かされたよ…… ステージに辿り着くまでもランドセル姿の麻衣という軽いジャブが有りつつ決定的な問題は無かった筈。だというのにいざフェスが始まってみれば現実が書き換わっていたなんて防ぎようがない奴じゃん…… これまでも広範囲に影響する思春期症候群というのはあったけど、あくまでもそれらは個人の認識を主軸にして現実に作用するタイプが多かったように思う だというのにこの霧島透子に関する事象は誰が中心かも判らず現実があっさり塗り換えられてしまった。おまけにもう一つの世界まで侵食されているなんて規模が大き過ぎてどう対処すれば良いかも判らないタイプ ただ、そう考えると何故咲太や郁実は麻衣のステージを見た後も認識が書き換えられなかったのか、そして郁実は何故消えたのかという点がよく判らないのだけど…… 今巻は麻衣を筆頭に世界が書き換わってしまったのだけど、それによって咲太の近しい人物も異なる現実に突入している点が何とも言えないね… 特に何の脈絡も無く『かえで』が帰ってきたシーンは驚きつつも、このような展開を待っていた…なんて気分になってしまった だって、あのかえでが少し成長した上で峰ヶ原高校に通っているなんて少し話を聞いただけでも目頭が熱くなる…。他にも双葉が国見と付き合っているというのも何とも言えない心情になってしまうし… それらはまるで各自の望みが叶ったかのよう だから現実が書き換わっていたとしても安易な否定が難しい。咲太が最も大切にする麻衣に何かしら異変が起きているという点では解決しなければならない状況だけど、他の事象を見ると解決して、無かった事にしてしまう事が正しいとも言い難い 全てが上手く回る世界において咲太の方が異常分子かのよう だからこそ不安感が最大級に膨らんだ瞬間に翔子が現れたシーンには救われた思いになってしまったよ…… 咲太が救われた時とはほんの少しだけ異なる相手だけど、あのような振る舞いが出来るならやはり『翔子さん』だと思ってしまう そこからの展開は驚きというか、真実はそこにあったのかと云うか… 思えば、幾つもの未来を見た翔子をして霧島透子を知らないと言うのなら、唯一の未来となった現状における特殊要因にこそ霧島透子出現の理由があると考えるのは指摘されれば当たり前の話で でも、だからって翔子が助かったから霧島透子が出現したなんて思いたくもなかったな…… けれど、それによって咲太が目指すべき方向性ははっきりしたね 交友関係が色々な意味で限られる咲太にとって気の置けない友人に成り得た美織。そんな彼女が書き換えられゆく世界の中心人物であるならば、咲太は何とかして彼女の問題を解決しなければならない。だというのに、ここに来て新たな問題として浮上してしまうのが彼女はどのような問題と対面しているのかという点 透子を死なせたと悔いる彼女にとって、透子が生き返ればそれで済む問題なのか?或いは透子の死と直面できれば解決できる悩みなのか? また、咲太にとってもこの書き換えられた現実を元に戻してしまう事が本当に正しいのかという点も問題。思うが儘に元に戻せばかえでは再び失われるし、双葉の幸福は途絶えてしまう それだけに何らかの確信を抱いた様子の翔子の行動に期待してしまうが…

Posted by ブクログ

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