商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2024/08/05 |
JAN | 9784299047519 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
3.8
47件のお客様レビュー
護られなかった者たちへ に続く宮城県警シリーズの二作目。 護られなかった者たちへ、、、 良かったです。゚(゚´ω`゚)゚。 泣けましたわ。 ちょっと期待大で読み過ぎたのか、護られなかった者たちへ ほどの感動はなかったのですが、あの震災の日の情景がぶわっと頭に蘇ってきました。もう...
護られなかった者たちへ に続く宮城県警シリーズの二作目。 護られなかった者たちへ、、、 良かったです。゚(゚´ω`゚)゚。 泣けましたわ。 ちょっと期待大で読み過ぎたのか、護られなかった者たちへ ほどの感動はなかったのですが、あの震災の日の情景がぶわっと頭に蘇ってきました。もうその描写ときたら、流石としか言いようがありません。 まるで自分がその津波の現場に居合わせているかのような臨場感。 私は研修で浜名湖の研修施設にいたはずなのに、読んでいる間、一緒に津波の目撃者になっていましたよ! その時間、私はグループ研修で筆記の時間。 ペットボトルに入っている水が揺れていて、 『あ、地震だ』と言ったのに、グループの人は 『消しゴムだろ?』と。。。 そのうち全員が地震だとわかる凄い揺れを感じたと同時に人事の人が、東京方面の人はすぐに帰り支度をしてください!帰れなくなる可能性があります!!! と部屋に入ってきたのを記憶している。 静岡県にいた私であの揺れだったのだから、東北の人は本当に信じられない体験だったのだろうな。 五代の刑務所の描写のリアリティといったら本当に凄かった。 中山七里先生、やっぱり凄いなぁ。 好きだなぁ。。。 気仙沼市南町の海岸で、女性の変死体が発見されるのだが、女性の免許証から、遺体は宮城県警の、笘篠誠一郎の妻だといつことが判明される。 しかし笘篠の妻は7年前の東日本大震災で津波によって流され、行方不明のまま。 笘篠は現場へ急行するが、そこで目にしたのはまったくの別人の遺体だった。 そんな中、宮城県警に新たな他殺体の報告が入る。 その遺体は、全ての指が切り取られ、顎が潰されていた。二つの事件に関連性はあるのか?
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東日本大震災は、当時を生きていたすべての日本人に深い爪痕を残した。しかし、東北人とその他の人では受け止め方は全く異なる。そこには境界線がある。 東北人においても家族を失った者とそうでない者がいてそこにも境界線がある。 震災で家族を失った刑事のもとに行方が分からなくなっていた妻の死...
東日本大震災は、当時を生きていたすべての日本人に深い爪痕を残した。しかし、東北人とその他の人では受け止め方は全く異なる。そこには境界線がある。 東北人においても家族を失った者とそうでない者がいてそこにも境界線がある。 震災で家族を失った刑事のもとに行方が分からなくなっていた妻の死体が発見されたと連絡が来るが…3.6
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前回は超えなかったが震災があらゆる人の運命、人格を変えるのは大いにあり得る話であると感じた。 免許偽造や戸籍を売買するのは技術も相まってどんどん容易になっているため警察も防ぎようがないと改めて感じた。
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