謎が解けると怖いある学校の話 260字の戦慄【闇】体験 「怖い場所」超短編シリーズ

藤白圭(著者)

• 販売会社／発売会社: 主婦と生活社
• 発売年月日: 2024/07/19
• JAN: 9784391162509

商品レビュー

2024/09/15

1度目は登場人物が多く、誰の視点で書かれているのかわからなかった
2度目読んだら全貌が理解できた
最後の別れの話はちょっと切ない

2024/07/23

とある学校に入学した所から始まる短編集。

学校生活の中で起こる怖い話だと思って読み始めたが、全く違う読書体験でした。
短編の読み始めは、学校生活で起こる『普通の話』かと思ったが、実はその中に『闇』な部分が隠されていました。

まずは普通に短編を読み、短編に隠された謎読み、その後にまた短編を読むと不気味さが増しました。
『闇』を理解して短編を読み直すとで、新たな発見や不気味な部分が出てきてゾクゾクした。

最初は、なにも怖いことなんてないじゃん。って思うけど、読み方・言葉の意味を違う視点で考えると、怖い文章になる。
それが、日本語の面白さな気がします

そして、読んでいくうちに『学校の闇』が増えてきて一体この学校はなんなのだろうか…