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日本の古代とは何か 最新研究でわかった奈良時代と平安時代の実像 光文社新書1321
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日本の古代とは何か 最新研究でわかった奈良時代と平安時代の実像 光文社新書1321

磐下徹(著者), 十川陽一(著者), 黒須友里江(著者), 手嶋大侑(著者), 小塩慶(著者), 有富純也(編者)

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日本の古代とは何か 最新研究でわかった奈良時代と平安時代の実像 光文社新書1321

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2024/07/18
JAN 9784334103774

日本の古代とは何か

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商品レビュー

3.2

6件のお客様レビュー

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2024/09/24

理解不能

近年の若手専門家はだめだな初心者には話の内容が絶対理解出来ない

tt

2025/01/05

奈良時代の律令国家の始まり。過渡期的な状況での、 天皇や太上天皇、皇太子の地位や存在について。 天皇家産やキサキとの関わりからの権力の確保。 平安時代は奈良時代と異なる天皇中心の政治の再編。 臣下の摂政・関白による天皇政務代行が成立した理由と、 摂関政治に至る過程について。摂政は...

奈良時代の律令国家の始まり。過渡期的な状況での、 天皇や太上天皇、皇太子の地位や存在について。 天皇家産やキサキとの関わりからの権力の確保。 平安時代は奈良時代と異なる天皇中心の政治の再編。 臣下の摂政・関白による天皇政務代行が成立した理由と、 摂関政治に至る過程について。摂政は幼帝の政務代行。 天皇の母・母后が子の天皇を後見する権能と外戚との関係。 中央派遣の国司と地方豪族の郡司の変遷。 郡司層は地方行政の重要な存在だったが、 古代国家の地方支配との関係は平安時代に変化する。 国司の受領化、院宮王臣家や諸司の地方進出と富豪の登場。 郡司層の解体による自律的活動が始まる。 平安時代の受領国司は地方支配を担う存在に。 任用国司は中央官人層から地方有力者層が選ばれるように。 受領と現地勢力との関係からの、国司苛政上訴と 受領再任などを求める善状提出。 奈良時代後半、唐風を政策と文化に。それは平安時代初期にも 受け継がれ、遣唐使や渡来の者たちからの最新の唐文化が受容。 国風文化は承和年間に萌芽。和歌やひらがな等の和文化に 関心が高まってゆく。それでも公的の漢と私的の和。 漢と和が並び立つ文化に。 なかなか興味深い内容でした。 奈良時代と平安時代は大雑把に覚えてはいたけど、 国司と地方豪族の関係とか、国風文化とは何ぞやとか、 かなり研究が進んできていて、興味惹かれる提示が多く、 平安貴族の学習方法もあったりで、面白かったです。 後々の時代まで漢詩や唐文学が伝わってきているのも、 起源はこの時代にあったのかと。

Posted by ブクログ

2024/12/27

いくつも驚きがあって興味深い。 古代って言うからてっきり土偶とか埴輪の世界の事かと思って買ったのだが、古墳時代以前は歴史学の対象ではないのね。全然知らなかった。これが最初の驚き。気を取り直して読み進めて行くと、教科書的な歴史の記述ではなく、自然科学で言う所のレビュー論文みたいな感...

いくつも驚きがあって興味深い。 古代って言うからてっきり土偶とか埴輪の世界の事かと思って買ったのだが、古墳時代以前は歴史学の対象ではないのね。全然知らなかった。これが最初の驚き。気を取り直して読み進めて行くと、教科書的な歴史の記述ではなく、自然科学で言う所のレビュー論文みたいな感じで、複数の学説の紹介で構成されている。こんなマニアックな内容にニーズあるんか?と思ったのだが、案外これが面白い。2つ目の驚き。 学校では都の中央の出来事しか習わないから、古代日本の地方官吏の実態とか、中央との関係とか、中国との向き合い方とか知らない事がたくさん出てきて好奇心を刺激された。日本人の急激な変化を嫌う起源がわかった気がする。 この手のマニア向けの本は何とも言えない味があって好きだ。

Posted by ブクログ