商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2024/07/12 |
| JAN | 9784309032078 |
- 書籍
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いなくなくならなくならないで
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いなくなくならなくならないで
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商品レビュー
3.2
91件のお客様レビュー
読了して、強い感情が起こった後の心がすっと凪ぐ感じ。「いなくなくならなくならないで」タイトルのとおり、よくわからなくて、どうしたいのかどんな感情なのか、わからなさがこの作品で。 主人公目線で読むことで、割り切れなさとか苛立ちとか。アンビバレントな感情が苦しい。朝日の存在が主人公...
読了して、強い感情が起こった後の心がすっと凪ぐ感じ。「いなくなくならなくならないで」タイトルのとおり、よくわからなくて、どうしたいのかどんな感情なのか、わからなさがこの作品で。 主人公目線で読むことで、割り切れなさとか苛立ちとか。アンビバレントな感情が苦しい。朝日の存在が主人公の中で変化していく過程と、その気づきは、読んでいて痛みが伴った。 思春期と今。痛みで繋がって誰かの人生を引きつけたくなるほど心が近くなる時期もある。だけど、まず自分の人生を生きる他なく、案外、弱く儚いように見えていた相手も自分勝手に他の頼り先も見つけながら生きていた。 暖房の効いた時子の部屋に居続ける朝日。「自分の場所」を欲しがる朝日。日記を覚えていない朝日。時子がずっと会いたかった朝日はどこなのか。くっついて揺らいで、またくっついて。安心と傷つきとをいったり来たりする。
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朝日の言動にイライラし過ぎて文章の内容が入ってこないほどだった。それと同時に同居している姉への不満や苛立ちも一緒に起こって、頭がパンクしそうだった。 やっぱり、他人なのだ。血が繋がっていようと相手は自分ではないから他人なのだ。どんなに心が近くなったように感じて、自分の全てを曝け...
朝日の言動にイライラし過ぎて文章の内容が入ってこないほどだった。それと同時に同居している姉への不満や苛立ちも一緒に起こって、頭がパンクしそうだった。 やっぱり、他人なのだ。血が繋がっていようと相手は自分ではないから他人なのだ。どんなに心が近くなったように感じて、自分の全てを曝け出した相手がいたとしても他人なのだ。交わり過ぎたら、毒に染まってしまうのだ。
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居場所を求める朝日と、 失うことに臆病者な時子。 ただずっと若いと思った。 今の変わってしまった朝日より、 17歳の頃の朝日と会いたいだとか 身勝手なことを言っている主人公に 心底共感してしまう。 死にたい死にたい言いながら 君が居なくなったら死ぬとかを言いながら いざ居なくなっ...
居場所を求める朝日と、 失うことに臆病者な時子。 ただずっと若いと思った。 今の変わってしまった朝日より、 17歳の頃の朝日と会いたいだとか 身勝手なことを言っている主人公に 心底共感してしまう。 死にたい死にたい言いながら 君が居なくなったら死ぬとかを言いながら いざ居なくなっても死ねない絶望にも。 自分から遠く離れているものに 人間は望み抱きすぎる。 自分との距離に希望を見出して その遠さに安心している。 実体より幻想の方が遥かに愛しやすい。 それが叶ったら全てがうまくいくと 錯覚してしまう。 違うとわかった時には遅くて 更に失うことを恐れてしまう。 他人との関係は思ったよりは脆いし、 人間は思ったより強いし、しぶとい。 そして経年美化された過去はたちが悪い。 肉片とかビーズクッションが破れる?くだりがなんかよくわからなかった。空想や夢かと思ったら所々現実でびっくりした。
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