商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2024/07/11 |
JAN | 9784480832214 |
- 書籍
- 書籍
ソヨンドン物語
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ソヨンドン物語
¥1,870
在庫あり
商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
ソヨンドン(架空の街)にあるマンションに関わる人たちの物語。韓国の不動産の高騰の時に、欲に駆られた人たちが出てくるが、いつもは普通の善良な人たちだ。自分たちの小さな幸せを願っていただけなのに…。読むのが少し辛くなる。特に「不思議の国のエリー」に出てくるアヨンの境遇などは…。
Posted by
仕事を持ち、住宅・生活を維持し、子の教育、親の介護の最中、内部、外部からの脅威がいつやってくるか分からず、日々穏やか過ごすことは難しいようでもあり、自らが、内部、外部への助けとなることも心掛け次第だと思えるストーリーでした。
Posted by
ソヨン洞のマンションが舞台の連作短編集。 不動産階級社会と言われる韓国。そんな韓国の不動産事情について知りたい時にタイムリーに出版された本なので読んでみた。 マンションの価格高騰に乗じて不動産投資で資産増やす人、教育に力を入れるママ、貧困に喘ぐ若者などの欲望と苦しみと悲しみと...
ソヨン洞のマンションが舞台の連作短編集。 不動産階級社会と言われる韓国。そんな韓国の不動産事情について知りたい時にタイムリーに出版された本なので読んでみた。 マンションの価格高騰に乗じて不動産投資で資産増やす人、教育に力を入れるママ、貧困に喘ぐ若者などの欲望と苦しみと悲しみと不幸は誰にでも当てはまるリアルさで身近すぎてしんどい。それでも生きていかなきゃいけない人々の人間臭い魅力を感じてぐいぐい読んだ。 連作短編なので登場人物は何度か登場するが、話によって人物像が違って見えるのも面白い。
Posted by