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密室偏愛時代の殺人 閉ざされた村と八つのトリック 宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ
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密室偏愛時代の殺人 閉ざされた村と八つのトリック 宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ

鴨崎暖炉(著者)

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密室偏愛時代の殺人 閉ざされた村と八つのトリック 宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2024/07/03
JAN 9784299057150

密室偏愛時代の殺人

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商品レビュー

3.7

13件のお客様レビュー

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2024/09/08

面白っっ!! 好き嫌いの分かれる作品だけどハマる人はとにかくハマる、そんな一冊だと思いました 作風も、トリックも (軽いノリのキャラクター・文章、とんでもぶっとびトリック系、といった感じです) シリーズ三作目、歴代タイトルを見てもらえればわかるように、巻を追うごとにタイトル内の...

面白っっ!! 好き嫌いの分かれる作品だけどハマる人はとにかくハマる、そんな一冊だと思いました 作風も、トリックも (軽いノリのキャラクター・文章、とんでもぶっとびトリック系、といった感じです) シリーズ三作目、歴代タイトルを見てもらえればわかるように、巻を追うごとにタイトル内のトリック数が増えています そしてこれだけの密室トリックを書いてきてなお、披露されるトリックのパワーは増しているんです 文中の一節からも作者の気持ちが伝わります 『つまり最高の密室トリックが八つ入った小説になる。そして、その時点で話の質は関係なくなる。何故なら最高のトリックが八つも入っている時点で、仮にストーリーがどんなに稚拙だったとしても、それは最高の本格ミステリーになるからだ』(P.50) 本当に最高でした 密室トリックだけでなく、密室トリックのさらなる可能性を思わせるシン密室トリックとでも言うような使い方もしていて、作者の密室愛、いえ、タイトル通りの「偏愛」を強く感じました お気に入りの密室トリックは『血染め和室の密室』と『最後の密室』 謎解きシーンを読んでいるときの衝撃・高揚・戸惑い・笑い・興奮……等々 列挙しきれないありとあらゆる感情、たまりません ここまでやっちゃって次回作大丈夫? と、上がりに上がったハードルすらもさらに超えてきてくれそうな作者様への信頼感 四作目も楽しみに待ってます!!

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2024/08/28

直近で読んだ数冊の中で群を抜いて面白かった。「十角館の殺人」とはまた違った意味でドラマ化不可能なトリックの数々で、個人的には令和のバカミスの帝王と呼びたいくらいである。トリックもさることながら、文章の読みやすさにおいても他の名だたる作品と比べても圧倒的に読みやすい。普段ミステリー...

直近で読んだ数冊の中で群を抜いて面白かった。「十角館の殺人」とはまた違った意味でドラマ化不可能なトリックの数々で、個人的には令和のバカミスの帝王と呼びたいくらいである。トリックもさることながら、文章の読みやすさにおいても他の名だたる作品と比べても圧倒的に読みやすい。普段ミステリーを読まない人にもぜひ薦めたい一冊だった。今回の終わり方的にまだ続編がありそうなので次もぜひ期待したい。

Posted by ブクログ

2024/08/24

Amazonの紹介より 巨大な鍾乳洞内部につくられた、白い直方体の建物が並ぶ奇妙な集落・八つ箱村。 祭りの最中に作家一族の娘が頭を撃ち抜かれ、村を出ようとした青年の体が突然発火し焼死体となったのを端緒とし、連続密室殺人事件の幕が切って落とされた。 事件の背後にはかつて村で死んだ昭...

Amazonの紹介より 巨大な鍾乳洞内部につくられた、白い直方体の建物が並ぶ奇妙な集落・八つ箱村。 祭りの最中に作家一族の娘が頭を撃ち抜かれ、村を出ようとした青年の体が突然発火し焼死体となったのを端緒とし、連続密室殺人事件の幕が切って落とされた。 事件の背後にはかつて村で死んだ昭和密室八傑の呪いが!? 山奥で遭難しかけ、たまたま村を訪れていた高校生の葛白香澄らが、次々と現れる密室の謎に挑む! いつもこれでもかと思うくらい、たくさんの密室殺人を提供してくれる鴨崎さんのシリーズ。 今回も、もういいっちゅうねんと思うくらい、てんこもりの密室殺人で面白かったです。 ただし、後半になっていくと、やや強引な部分も出てきたり、もうお腹いっぱいなのにまだ密室殺人続けるの⁉と思ったりしたので、結果的には普通かなと思ってしまいました。 それでも、よく思いつくなと思うくらい、密室のトリックの多さと面白さがありました。 特に今回は、昔の作品名をオマージュしている印象が強かったです。 「八つ箱村」「3姉妹」「○○一族」といった横溝正史作品を彷彿するような要素もちらほら登場するのも面白かったです。 それも相まってか、殺されるシーンも残虐さが窺えました。想像すると気持ち悪くなるくらい、普通に切断や血の多さが描かれています。 それにしても、せっかくここまで一見不可能な密室殺人を作り上げたのに、秒速のように瞬時に解く探偵が凄かったです。犯人の面目丸つぶれと思うくらい、すぐに解かれるので、もう少し猶予期間を設けて楽しみたい気持ちもありました。 ここまでして、犯人の目的は?そして誰なのか?ちょっとしたミスリードもありましたが、今迄の密室劇がお腹いっぱいだった分、驚きが薄れてしまいました。 犯行動機は、カオスな部分もあり、なかなか理解しがたい印象でした。後々考えてみると、この人に全ての犯罪を実行することができるの⁉と思うくらい体力と実行力、そして鮮やかさがあるのも、ちょっと疑問かなとも思ってしまいました。 そもそも現実的ではない要素ばかりなので、エンタメ性として考えればよいかなと思いました。 犯人よりも、密室といった色んなトリックを楽しみたい方にはお勧めです。

Posted by ブクログ

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