商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2024/07/12 |
| JAN | 9784065363706 |
- 書籍
- 文庫
爆弾
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爆弾
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商品レビュー
4
1038件のお客様レビュー
この本には派手な爆破シーンはない。最も息が詰まるのは、あの狭く閉ざされた取調室だ。 犯人のスズキタゴサクはまるで「生きた爆弾」である。軽薄な口調と底知れぬ悪意で、警察のプライドと理性を一枚ずつ剥ぎ取っていく。緊迫した対峙と問答のたびに、まるで導火線の上で踊らされているような感覚...
この本には派手な爆破シーンはない。最も息が詰まるのは、あの狭く閉ざされた取調室だ。 犯人のスズキタゴサクはまるで「生きた爆弾」である。軽薄な口調と底知れぬ悪意で、警察のプライドと理性を一枚ずつ剥ぎ取っていく。緊迫した対峙と問答のたびに、まるで導火線の上で踊らされているような感覚に陥る。一歩間違えれば、理性の糸と東京の街が同時に吹き飛んでしまうのだ。 タイムリミットの重圧の中、人間の最も醜い「トロッコ問題」を突きつけられる警察官たち。その無力感と重苦しさは、ページから滲み出てくるほどだ。これは単なる犯人探しのゲームではない。読者をも巻き込む心理的な拷問なのだ。読み終えた後も、心臓をきつく鷲掴みにされたような恐怖の余韻が残っている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スズキの得体の知れなさ、類家とスズキの頭脳戦、爆弾が引き起こす大混乱、見せ場がたくさんあって読み進めるのが止められませんでした。 映画も見ましたが、スズキ役の佐藤二朗さん、類家役の山田裕貴さん、お二人とも最高の演技をなさってたと思います。 難しい立場であった等々力の昏さ。スズキに取り込まれる危うさもあったけれど、その立場を「それでも不幸ではない」と言い切った彼は"後継者"にはならないでいられると思います。 鶴久課長の娘さんに電話越しで怒鳴るシーン、こんな緊迫した状況で娘が喜ぶならと「あんぽんたん!」って叫ぶ姿は愛でした。 キリキリと胸が痛む状態がずっと続く中の優しい安らぎの時間でした。 続編も読むのが楽しみです。
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すごいわー。 たごさくさん、すごいわ。 と思いました。 類家さんもすごいけど等々力さんはもっとすごいと思いました。そして倖田沙良さんも。 とても長い時間のように思いました。それだけ濃厚なんだと思います。 読み応えたっぷりでした。 映画観たかったなぁ
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