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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2024/06/26 |
JAN | 9784101339306 |
- 書籍
- 文庫
ひとりでカラカサさしてゆく
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ひとりでカラカサさしてゆく
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商品レビュー
3.8
42件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
血のつながりや戸籍といった要素を除いて、"家族"と"他人"の違いを説明しろと言われたら難しいかもしれない、と思った。他人同士でも、その時その瞬間だけは誰よりも分かり合えたような気持ちになったり、家族でもまったく知らないその人の一面が存在したり。ここで家族以外のさまざまなつながり・居場所を目撃して、奇妙に心強くなった。
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「デンマークに留学している女性」が登場すると帯に書かれていて、それに無性に惹かれて購入。(留学先がデンマークって、なかなか珍しい)買ってから、すでにもう何度も繰り返し読んだ。 非日常な設定(3人の老人が大晦日に猟銃自殺するという)なのに、なぜかサラッと読めて、説教くさくない人生観...
「デンマークに留学している女性」が登場すると帯に書かれていて、それに無性に惹かれて購入。(留学先がデンマークって、なかなか珍しい)買ってから、すでにもう何度も繰り返し読んだ。 非日常な設定(3人の老人が大晦日に猟銃自殺するという)なのに、なぜかサラッと読めて、説教くさくない人生観を感じる。 そして何度か読み返すと、「あれ?こんなシーンあったっけ?」と不思議に毎回新しい描写に出会えて、登場人物のいろんな顔が見える。 いろんな人がいる。しかし、自分の選択に責任を持って生きる、ということは、爽快で美しいのだと思わせられる。
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読書の楽しさ、醍醐味をこの本を読んだときに改めて気づけた気がしている。それは、自分がいる場所・環境・考えとはまったく違ったものに触れそれについて自分を考えを巡らせられることだと思う。 毎回読書を終える度に、この世界線にいたら自分がこの人だったらあるいは自分もこうしてみたいなど物語...
読書の楽しさ、醍醐味をこの本を読んだときに改めて気づけた気がしている。それは、自分がいる場所・環境・考えとはまったく違ったものに触れそれについて自分を考えを巡らせられることだと思う。 毎回読書を終える度に、この世界線にいたら自分がこの人だったらあるいは自分もこうしてみたいなど物語から得た世界を自分の中で反芻することが楽しいところだと再認識させてもらったように思う。(自分の変化なのか、この本のおかげなのかは明確では無いけれど)
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