商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2024/06/20 |
JAN | 9784087446616 |
- 書籍
- 文庫
ブレイクニュース
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商品レビュー
3.8
11件のお客様レビュー
失恋後26作品目 久々の読書。通勤に電車が使えないと時間がなく捗らない…。 相変わらずの社会派。短編なので読みやすいし、それぞれのテーマもわかりやすく、読後感も良し。 自分には、何かを伝えるのに、こんなに一生懸命になったこと…あったかな?と思った。心を動かすには身を削らないとダメ...
失恋後26作品目 久々の読書。通勤に電車が使えないと時間がなく捗らない…。 相変わらずの社会派。短編なので読みやすいし、それぞれのテーマもわかりやすく、読後感も良し。 自分には、何かを伝えるのに、こんなに一生懸命になったこと…あったかな?と思った。心を動かすには身を削らないとダメなんだな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「SNSで世界は変えられるかーー。」という帯の文句が、これ以上なくドンピシャ。 独自にニュースを発信するYouTuber・野依美鈴。シャツのボタンを開けて色気でつってみたり、取材対象の顔にモザイクをかけなかったり(これは裏事情あり)、実際にいたら割と炎上しそうなチャンネル。多分、私も嫌いで見ない。けれど野依はただ炎上を狙っているわけではなく、多少の過激さにもきちんとした狙いがあった。同時にその野依自身を取材する、雑誌記者・真柄も絡んできて…という話。 ラストまさかここまで絶望的な過去を抱えてて、しかもこんな狙いがあってYouTubeしてるなんて、冒頭の方からは予想してなかった。こういう方法しかない、というのが苦しいところ。 連作短編のうち、SNSの誹謗中傷がテーマの「正義の指」が一番記憶に残った。軽い行動が引き起こした地獄のような展開…。まさにSNS社会…。
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思っていたよりも、社会ヘ問題提起がされた小説でした。 SNSは特定の個人批判によってその人を自殺に追い込む可能性がある事を忘れてはいけません。 印象に残ったのは、夏八木氏が野依美鈴について述べた一言「記者としての行動原理、どうしても真実を知りたいという思いとどうしてもそれを誰かに...
思っていたよりも、社会ヘ問題提起がされた小説でした。 SNSは特定の個人批判によってその人を自殺に追い込む可能性がある事を忘れてはいけません。 印象に残ったのは、夏八木氏が野依美鈴について述べた一言「記者としての行動原理、どうしても真実を知りたいという思いとどうしてもそれを誰かに伝えたいという思い、そのふたつを彼女は持っている。」
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