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働くということ 「能力主義」を超えて 集英社新書1219
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働くということ 「能力主義」を超えて 集英社新書1219

勅使川原真衣(著者)

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働くということ 「能力主義」を超えて 集英社新書1219

1,078

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2024/06/17
JAN 9784087213195

働くということ 「能力主義」を超えて

¥1,078

商品レビュー

4.1

42件のお客様レビュー

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2025/01/19

他者と働くということに 別の視点を与えてくれる本。 とはいえ、簡単に実行できる 内容でもない。 考え続けいくしかない。 みんな違ってみんないいは 一面の真実だが バラバラにならず方向づける モーゼ的な人は どこから来るんだろう?

Posted by ブクログ

2025/01/15

たまには真面目で仕事に関係のありそうな本を。 一言で言うと、面白かったです。 どんな点で面白かったかと言うと、 自分の考えもしなかった視点を本からもらえた」という 意味で、とても面白かったです。 今は「能力主義」という物差しで人を選んでいるという考えが 若干の違和感はありつつ...

たまには真面目で仕事に関係のありそうな本を。 一言で言うと、面白かったです。 どんな点で面白かったかと言うと、 自分の考えもしなかった視点を本からもらえた」という 意味で、とても面白かったです。 今は「能力主義」という物差しで人を選んでいるという考えが 若干の違和感はありつつも、おおむねその通りと思わされ、 そうじゃない価値観があってもよいんじゃないかと言う 投げ込みは興味深かったです。 「若干の違和感」と書いたのは、 「能力主義じゃなくて、成果主義なんじゃないか?」 という点です。 ですが、能力がある⇒成果が上がる⇒評価されるという 流れでは大きく変わるものではなく、 能力主義を成果主義に変えても、 概ねロジックは繋がります。 また、著者は「能力」の範囲を意欲やエンゲージメント、 ウェルビーイングなど、 幅広く捉えているようにも感じました。 何れにせよ、一人一人の能力や努力だけで、 仕事の成果は決まるものではなく、 他者との関係性からも影響を受けるでしょ、 という著者の見解は、言われてみればその通りですが、 真面目に考えたことがない(気づかなかった)視点でした。 その意味でとても興味深い本でした。 一方で、実践することやこの考えを普及させることは、 一定の難しさがあることは否めません。 (著者も重々そのことはご理解されているようです。) 個人的にはその根底には、 資本主義の考え方があるように感じました。 一昔前の株主至上主義のような考え方は 薄れてきていると思われますが、 それでもポスト資本主義のような考え方がベースにないと、 中々普及までは行かなさそう、というのが 個人的な見解です。 ですが、こういった投げ込みが色んな方面から起こることで、 人々の考え方が少しずつ変化していくのかもしれません。 そういった意味では、この本の存在価値は そこにあるのかもしれません。

Posted by ブクログ

2025/01/15

人をブロック一つ一つとして評価するのではなく、メンバーの持ち味を組み合わせて完成したものを評価すると言う考えには完全に同意です。 ただ人をブロックや車の部品としているあたりは少し人間を過小評価している気がしました。 個人レベルでも少しは形は変われるし、何かできるようになる事は...

人をブロック一つ一つとして評価するのではなく、メンバーの持ち味を組み合わせて完成したものを評価すると言う考えには完全に同意です。 ただ人をブロックや車の部品としているあたりは少し人間を過小評価している気がしました。 個人レベルでも少しは形は変われるし、何かできるようになる事はあると思いますし、ちょっと意地の悪い考えですが、『私と言うブロックを上手く使えないお前が悪い』や『私の仕事はこれだけだ』と言う考えを持つ人がチームにいると、やっぱり難しい気がします。 怒っている人は戸惑っている人と言うのも分かりますが、そう言う人とも上手く行くやり方がすぐに見つかれば良いのですが… 組み合わせの相性を選ぶ事はやっぱり必要で、自分がやりたい事のためにチームに選んでもらうための個人の努力や、逆に相性の良さそうな人に選んで貰えるようなチームになるための努力は無駄ではないような気がします。

Posted by ブクログ