商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2024/06/12 |
JAN | 9784492800966 |
- 書籍
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人類は宇宙のどこまで旅できるのか
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人類は宇宙のどこまで旅できるのか
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4.3
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早く星間旅行が出来る世の中になってほしい。と常々思っているけれど、SF小説で見かけるようなワープ航法とか光を超えるスピードでの移動は実際限りなく難しい話で、いま現在の科学技術では到底不可能。では星間旅行なんて夢のまた夢なのか、というと必ずしもそうではない。乗り越えるべき課題は数多...
早く星間旅行が出来る世の中になってほしい。と常々思っているけれど、SF小説で見かけるようなワープ航法とか光を超えるスピードでの移動は実際限りなく難しい話で、いま現在の科学技術では到底不可能。では星間旅行なんて夢のまた夢なのか、というと必ずしもそうではない。乗り越えるべき課題は数多くあり、例えば単純に惑星どうしの距離が遠すぎるため人類の寿命では三世代くらい使わないと観測可能な範囲にある地球型惑星に行くことは困難だ。そもそも未知の惑星において人間が適応できるとも限らないので先ずはロボットを向かわせるべきなのかもしれないが、ロボットであるがゆえに対応出来ない限界点もある。しかしそれらの困難を踏まえた上で、NASAの主任研究者である著者は前向きに宇宙を語る。鍵となるのは「核融合」と「反物質」で、これらの科学技術を使用することでいくつかの問題点を乗り越えることは可能らしい。どちらかと言えば直近の問題はそれらを使うときの社会的、心理的、政治的な問題であり、やはり容易にはいかない。 と、このような具合で星間旅行がどれだけ可能性なことなのか。どれだけ難しいことなのか、逆にどうしたら可能性を上げられるのかを、難しい言葉をほとんど使わずにわかりやすく、割とテンション高めに、豊富な事例を持って解説してくれるノンフィクションだった。宇宙開発が好きな方、またはSF好きにとっては既知の事例が多いのだが、改めて楽しく説明してもらえるのと嬉しいし楽しい。この分野に興味の無い人にとっても最新の成果をコンパクトにまとめている本となるのでおすすめだ。 最後の章では現実問題からさらに遠くにまで視野を広げてSF小説やSF映画で登場した技術の可能性の是非を解説しており、『空想科学読本』に近い読み応えも。 ああ、早く早く星間旅行が出来る世の中になってほしい。銀河でヒッチハイクしてみたいもんだ。
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NASAの主任研究員であった著者が人類の星間旅行について現在の技術でいかにすればどこまで可能なのかをまじめに語る本。結論から言うと物理的・技術的には決して不可能ではないが、経済的・社会的・倫理的にまだまだ越えなければならないハードルが数え切れないほどあり、とてつもない難事業である...
NASAの主任研究員であった著者が人類の星間旅行について現在の技術でいかにすればどこまで可能なのかをまじめに語る本。結論から言うと物理的・技術的には決して不可能ではないが、経済的・社会的・倫理的にまだまだ越えなければならないハードルが数え切れないほどあり、とてつもない難事業である、といったところだろうか。中学生の頃にSFで出会ったバサードラムジェットエンジンや反物質エンジン(私の考えた宇宙船はラムスクープで星間物質を集め、メビウスファクトリーと呼ばれるシステムで反物質を生成していた(笑))が懐かしかったな。
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星間旅行が可能なことは明らかだが、実現するのは極めて困難だろう…だが、間違いなく実現できる! NASAで主任研究者を務めた著者、レス・ジョンソンさんの言葉がとてもワクワクさせる! 宇宙は知らないことだらけだけど、確実に分かることが増えてきていて、その大きすぎる規模と新たな謎・...
星間旅行が可能なことは明らかだが、実現するのは極めて困難だろう…だが、間違いなく実現できる! NASAで主任研究者を務めた著者、レス・ジョンソンさんの言葉がとてもワクワクさせる! 宇宙は知らないことだらけだけど、確実に分かることが増えてきていて、その大きすぎる規模と新たな謎・特殊性にはただただ驚かされ、魅了されてしまう。ニュースで宇宙やロケットを取り上げる事も増えて、関心を持つ機会も増えているのではないでしょうか? そんな宇宙について、遠くの星に行く「星間旅行」をテーマに、人類の宇宙へのアプローチを過去から現在に渡って詳しく、専門家の知識も添えて知ることのできる興味が尽きない(むしろ湧き出てくる)良い本でした。 星間旅行はできる。「今は」できないだけで、未来が楽しみだと思わせてくれます! SF好きな個人として、1章まるまる使ってSF作品について触れ、解説してくれたのが最高に面白かったです。
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