商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2024/06/07 |
| JAN | 9784480684868 |
- 書籍
- 新書
社会学をはじめる
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社会学をはじめる
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何か大事だと思うことについて、さまざまな分析手法を用いるのが社会学。 社会における問題は複雑で、個別具体な事象が絡むこともあり、社会科学はゆるい議論をしていると言われることがある。私もそのことについて悩んでいた時期もあったが、それでも良いのだと背中を押してもらえた一冊であった。
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社会学者というと、キャッチコピーで勝負する広告会社の人みたいで、学者としては何だか浮ついた存在、という印象を持っていた。本書を読むと、社会学者がなぜそうした印象をもたれかねないスタンスをとるのかがわかり、「社会学、大事かも」と思わされた。著者があとがきで書いているように、社会学を...
社会学者というと、キャッチコピーで勝負する広告会社の人みたいで、学者としては何だか浮ついた存在、という印象を持っていた。本書を読むと、社会学者がなぜそうした印象をもたれかねないスタンスをとるのかがわかり、「社会学、大事かも」と思わされた。著者があとがきで書いているように、社会学を「合意形成の技法」ととらえ、それがどのようなものであるかを、やさしい言葉で的確に説明している。プリマー新書やジュニア新書によくあることだが、文体はソフトながら内容的にはかなり難しいことを密度濃く語ろうとしている。「やっかいな問題」「被害構造論」「サードプレイス」「感情労働」「弱い紐帯の強さ」「流動的近代」「中範囲の理論」「厚い記述」等々、社会学発の様々な概念にも触れられていて面白い。「規範的な学問」「社会運動」としての社会学という、その学問特有の構えとでもいうべきものも強く打ち出されていて、著者の思いが伝わってくる。
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社会学という、名称だけでは何をやっているかよくわからない分野について、わかりやすく解説されている。 こうあって欲しい、こうあるべきだ、という規範的な思いを起点に、特定の社会的現象にフォーカスし、その解決を目指して、現状の構造化や解決策を見つける分野であると理解した。 どんな分野に...
社会学という、名称だけでは何をやっているかよくわからない分野について、わかりやすく解説されている。 こうあって欲しい、こうあるべきだ、という規範的な思いを起点に、特定の社会的現象にフォーカスし、その解決を目指して、現状の構造化や解決策を見つける分野であると理解した。 どんな分野にしろ、こういった問題解決のアプローチは根底にあるべき思想かと思う。
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