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町内会 コミュニティからみる日本近代 ちくま新書1797
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町内会 コミュニティからみる日本近代 ちくま新書1797

玉野和志(著者)

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町内会 コミュニティからみる日本近代 ちくま新書1797

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2024/06/07
JAN 9784480076298

商品レビュー

3.5

12件のお客様レビュー

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2025/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私は大学を進学を機に上京した大学生であるが、現在住んでいる地域自治会活動を手伝っている。また、大学で森林管理について勉強しており共同管理の代表例である町内会について純粋に知りたいと思い、本書を手に取った。 町内会の成立の歴史については細かく述べられており、勉強になった。しかし、今後の町内会のあり方については少し飛躍を感じてしまった。町内会の機能だけを抽出し、機能別のボランティアやNPOに担わせたとしても、その土地の人との調整は必ず生じてしまう。人は理論だけでは動くわけではないので、このあたりにはついてはもう少し慎重に議論すべきだと感じた。

Posted by ブクログ

2025/05/27

 町内会の担い手不足は周知の事実であるが、そもそも町内会のや自治会という組織にフワッとした考えしか持ち合わせていなかったため、定義から学び直そうと購入。  本書を読む限り、定義は地方の数だけ存在するようであるが、共通している部分は全世帯加入が原則、そして災害時などの共助機能にある...

 町内会の担い手不足は周知の事実であるが、そもそも町内会のや自治会という組織にフワッとした考えしか持ち合わせていなかったため、定義から学び直そうと購入。  本書を読む限り、定義は地方の数だけ存在するようであるが、共通している部分は全世帯加入が原則、そして災害時などの共助機能にあるようだ。  筆者は本書の副題である「コミュニティからみる日本近代」にもあるように、歴史的な観点から多くの参考文献を用いながら説明してくれる。ページの半分以上は歴史的観点からの背景説明に割かれているため、今の動きを手っ取り早く知りたいと思う読者には、もどかしく感じるかもしれない。  自分は歴史が不得手であるため、本書を最後まで読み進めるのが辛く感じてしまった。近現代を学習してから再読、読み直そうと思っている。

Posted by ブクログ

2025/05/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自治会•町内会が、近年加入率の減少によって成り立たなくなりつつあるのではないかという懸念からそもそも自治会•町内会とは?という疑問から読み始めた。 歴史的な面の説明が充実しており、役割の変遷がわかった。近年の地域の政治的意見集約、行政の下請け装置という役割から、行政の下請けの部分を民間や団体に流すことはひとつ方法としてあるとは思った。

Posted by ブクログ