死蝋の匣

櫛木理宇(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2024/07/02
• JAN: 9784041145432

商品レビュー

2024/12/15

※
『虜囚の犬』コンビ再び

〜人間として育てられないと人間にはなれない〜
とても心に刺さった一文でした。

櫛木理宇さんの小説は残酷でエグくて、
これでもかというぐらいの壮絶さや悲惨さを
敢えて書き抜いていて突き抜けた感じがする。

好き嫌いもあるので苦手な人もいるだろうけど、
これ以上ないぐらい過酷な状況から中途半端に
目を背けない潔さ。

ほんの隣で起こっているかもしれない事や、
一歩違えばそちら側に傾くかもしれない危うさ、
何処かで誰かが声を上げられずに蹲っている
かもしれないと投げかけてくれている気がする。

2024/12/14

虜囚の犬のシリーズだったのね。
あれは面白かった。
今回のも面白かったけど、なかなかに登場人物多くて…誰だっけ？になっちゃった。

2024/11/05

読んでてすごい苦しくなった。

今回の人生はハズレだった。
次は人間になれるかな。

辛すぎる。

結局千草にも救いがあったのか分からないし。

生まれ変わりなんてないよ、生まれてきただけで子どもたちには幸せになれる権利があるのに。