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DV8 台北プライベートアイ2
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DV8 台北プライベートアイ2

紀蔚然(著者), 舩山むつみ(訳者)

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DV8 台北プライベートアイ2

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2024/05/24
JAN 9784163918464

商品レビュー

4.8

6件のお客様レビュー

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2024/08/14

元劇作家で大学教授だったという経歴の私立探偵が主人公(しかも鬱病でパニック障害持ち)の「台北プライベート・アイ」。作家紀蔚然は家の近所のカフェで書いていたらしい。それがここ。 2作目の「DV8」は「台湾のベニス」こと淡水が舞台で、僕もGoogleビューで現地を眺めながら読み進めた...

元劇作家で大学教授だったという経歴の私立探偵が主人公(しかも鬱病でパニック障害持ち)の「台北プライベート・アイ」。作家紀蔚然は家の近所のカフェで書いていたらしい。それがここ。 2作目の「DV8」は「台湾のベニス」こと淡水が舞台で、僕もGoogleビューで現地を眺めながら読み進めた。 いやぁ、ほんま楽しかった。今から3作目も楽しみ。 淡水も行ってみたい。 https://maps.app.goo.gl/hBDvAvSDMTe2NwxB7

Posted by ブクログ

2024/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作の内容をほとんど忘れたころになって読むことになった。複数の事件を並行して扱い、彼我の進展が交互に現れるおかげで、やきもきしながらテンポよく進んでいくという珍しくも楽しい体験ができた。主人のパニック発作の話もあり、彼自身もひとつの謎として展開を面白くしている。 他にも気持ちのいい登場人物が多いおかげで、読み進めるのが楽しかった。クライマックスの悪人対決は三頭の蛇などと述べられているが、高慢ながら同情の余地もある弁護士氏が生き残れたのは素直によかったと思う。 ところであとがきに「三作目は主人公をダークサイドに落とす」などと書かれていたのだが、なにそれこわい。

Posted by ブクログ

2024/07/17

舞台は台北南部から郊外の淡水へ、と言っても淡水は拠点であって、探偵呉誠は依頼された調査のために台北をぐるっと囲む新北市の主に西側を駆け回る。ここ30年で急激に開発された新北の台北以上にローカル色強めな光景を思い浮かべ、クセの強い呉誠の喜怒哀楽と苦悩、そしてエマとの粋な関係を楽しめ...

舞台は台北南部から郊外の淡水へ、と言っても淡水は拠点であって、探偵呉誠は依頼された調査のために台北をぐるっと囲む新北市の主に西側を駆け回る。ここ30年で急激に開発された新北の台北以上にローカル色強めな光景を思い浮かべ、クセの強い呉誠の喜怒哀楽と苦悩、そしてエマとの粋な関係を楽しめる。キャラが確立しているからこその魅力。 そして一つの事件が解決されてから明らかになるもう一つの事件の展開もまた面白い。ミステリー好きにもそうでない人も引きつける。これが実によい。

Posted by ブクログ

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