商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本評論社 |
発売年月日 | 2024/05/21 |
JAN | 9784535559783 |
- 書籍
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新 さかなの経済学
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新 さかなの経済学
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商品レビュー
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アポリアとはギリシャ語で、解決の糸口が見出だせない難問。 水産業のアポリアが多岐に渡り示され、解決の糸口を作者の専門である水産経済学の知見から手繰り寄せる。 改めて、水産業は不確実な要素が多く、あらゆる問題が複雑に絡みあっていると再確認出来た。 しかし、未来永劫、世界で水産...
アポリアとはギリシャ語で、解決の糸口が見出だせない難問。 水産業のアポリアが多岐に渡り示され、解決の糸口を作者の専門である水産経済学の知見から手繰り寄せる。 改めて、水産業は不確実な要素が多く、あらゆる問題が複雑に絡みあっていると再確認出来た。 しかし、未来永劫、世界で水産物は食べられる訳でそこに人間がどう関わっていくべきか現在知り得る問題点を細分化し、作者お手製のグラフや学者らしからぬざっくばらんな心地良い物言いで簡潔に表現してある。 魚のアラを再利用する技術や愛媛大学のスマというマグロ近似種の養殖に期待が膨らんだ。
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魚の流通、漁業権の問題(そもそも高齢化に伴い担い手がいなくなっていうが既得権益が手放せない、漁協の仕切っている近海とことなる沿岸漁業が技術の発展によってちょうどよい境界が沿岸に広がってしまっている)など一つで理解できる。
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漁業権、企業の参入、捕獲、流通、養殖、遠洋漁業、水産資源、ウナギの絶滅危惧、など商品としての魚に関して詳細に解説。知らないことだらけだった。 なぜなら既得権を持つものはそれを侵されたくないから事情を公にしたがらない傾向がある。役人は業界側であり、消費者目線ではない。 非常に格...
漁業権、企業の参入、捕獲、流通、養殖、遠洋漁業、水産資源、ウナギの絶滅危惧、など商品としての魚に関して詳細に解説。知らないことだらけだった。 なぜなら既得権を持つものはそれを侵されたくないから事情を公にしたがらない傾向がある。役人は業界側であり、消費者目線ではない。 非常に格差のある世界だと感じる。 読了90分 読了
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