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倫理學概論
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 1957/09/16 |
| JAN | 9784000024303 |
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倫理學概論
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ヘーゲル哲学や実存思想にかんする研究をおこなってきた著者が、みずからの倫理思想を語った本です。 著者はまず、倫理学の三つの「理法」についての議論を展開しています。著者によれば、倫理的生活は財と表現と人格から成っており、財の内に宿る価値の理法、人格にまつわる人倫の理法、そして倫理...
ヘーゲル哲学や実存思想にかんする研究をおこなってきた著者が、みずからの倫理思想を語った本です。 著者はまず、倫理学の三つの「理法」についての議論を展開しています。著者によれば、倫理的生活は財と表現と人格から成っており、財の内に宿る価値の理法、人格にまつわる人倫の理法、そして倫理的表現が成立する時空の理法の三つが検討されなければならないと主張します。 つづいて著者は、倫理学の方法論と基礎概念をテーマというテーマをめぐって、みずからの倫理学の体系を明らかにしていきます。ここでの議論のしかたはヘーゲルのそれを思わせますが、ヘーゲルが絶対精神の自己展開として哲学体系を叙述したのに対して、著者は倫理学の中心に「実存的交り」を置き、その諸相を順次論じていくというしかたで議論を展開しています。「あとがき」によると、ヤスパースの実存思想が著者の構想のもとになっているようで、じっさいに本書の前半の議論は、ヤスパースにおける「現存在」「意識一般」「精神」「実存」という枠組みに沿って議論が進められています。そその一方で、カント倫理学の抽象的形式生徒の対照をおこない、実存の立場から倫理学の諸問題にかんする考察が展開されています。 倫理的価値を実存に帰する著者のねらいは理解できましたが、こうした著者の立場によって倫理にまつわる問題が隈なく照明されるものなのかという点には、やや疑問がのこります。
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