商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2024/05/07 |
JAN | 9784022651471 |
- 書籍
- 文庫
生かさず、殺さず
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生かさず、殺さず
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
誰もが直面する現実。だからこそたくさんの人に読んでほしい作品だと思いました。 認知症病棟で働く人は本当に大変で、人の親のために、こんなにも一生懸命働いていてくれることに感謝と尊敬しかないです。 簡単にネットで調べられるようになった医学の知識が、本当に正しいのか、その選択で合ってい...
誰もが直面する現実。だからこそたくさんの人に読んでほしい作品だと思いました。 認知症病棟で働く人は本当に大変で、人の親のために、こんなにも一生懸命働いていてくれることに感謝と尊敬しかないです。 簡単にネットで調べられるようになった医学の知識が、本当に正しいのか、その選択で合っているのかを家族はよく考えないと行けないとも思いました。 ただただ暗くなるようなこの病棟の話を、サスペンスも含めて描かれているこの作品は読みやすく、勉強にもなりました。
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そういう終わり方ー!?意外ー!という1冊だった。 認知症専門病棟で働く医師の三杉が、元同僚でいまは売れない小説家の坂崎から、小説の取材を頼まれるところかは始まる。しかし徐々に坂崎の話は不穏な方向に向かい…という話。 そのサスペンスらしい展開とあわせて、認知症の患者の病気(認知症で...
そういう終わり方ー!?意外ー!という1冊だった。 認知症専門病棟で働く医師の三杉が、元同僚でいまは売れない小説家の坂崎から、小説の取材を頼まれるところかは始まる。しかし徐々に坂崎の話は不穏な方向に向かい…という話。 そのサスペンスらしい展開とあわせて、認知症の患者の病気(認知症ではない)を治療することの大変さが描かれるのだが…きっつい。身の回りに認知症×別の病になった人がいないので、実際の大変さはわからない。わからないが、支える自信がない。 そして三杉の元上司の医師たちの話とか読むと、お医者さんたちのメンタル保つの大変やなと思った。
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息もつかせぬストーリー展開で、認知症専門病棟の医師と看護師、家族の壮絶で笑うに笑えない本音を、現役の医師が描いた医療サスペンスの傑作。認知症の患者も、がんや糖尿病などさまざまな病気を患う。彼らをどのように治療すべきか。一般の患者なら、検査や治療に協力も得られるが、認知症の患者はス...
息もつかせぬストーリー展開で、認知症専門病棟の医師と看護師、家族の壮絶で笑うに笑えない本音を、現役の医師が描いた医療サスペンスの傑作。認知症の患者も、がんや糖尿病などさまざまな病気を患う。彼らをどのように治療すべきか。一般の患者なら、検査や治療に協力も得られるが、認知症の患者はスムーズにはいかない。認知症患者専門病棟「にんにん病棟」では、主人公の医長の三杉や看護師たちが、日々認知症相手ならではの奮闘を続けている。とりわけ看護師たちの苦労は並大抵ではない。治療が認知症患者に必要以上の苦痛をもたらすとき、いったい医師は、どのような治療を選択すればよいのか。そこにある葛藤と逡巡。在宅医療を知る医師でもある著者の既刊『老乱』『老父よ、帰れ』につぐ「認知症小説」の決定版。
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