商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2024/04/24 |
JAN | 9784101191256 |
- 書籍
- 文庫
小説8050
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小説8050
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商品レビュー
4.1
28件のお客様レビュー
読むのが止まらなかった。満足感がえぐい。 小説の後半は本当に色々考えさせられる場面や面白い場面が盛りだくさん。登場人物が聖人ではないからこそ、分かる現実感。共感する人がとても多いだろうと思う小説でした。
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- ネタバレ
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没入して読める、終始感情を揺さぶられる小説でした。 語り手が父親の正樹なので、つい正樹の立場で見てしまい妻の節子の言動を煩わしく思ってしまうけど、節子の抱えてきた苦悩もわかるし、正樹の自分本位な物言いもひどい。そして何より翔太のように成人して暴れて会話にもならない状態は恐怖だしあんまりでした。とにかく読みながらずっとイライラしました。 厳しい状況が続く展開だったけど、最後の法廷シーンはグッときて泣きました。 引きこもりの原因は、傷ついている翔太を親が責めて心の壁ができてしまったことだと思うけど、8年間も経ってしまったことを逆に「見放さなかった」ととらえて壁を壊すことにつながったなら、その8年も多少救われるかも。 とてもいい話だったし、林真理子さんの小説の中でもずいぶん違う印象を受けました。
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どうにもならない状況を打開していくのに、裁判という手段を使うのか、と一気に惹き込まれて読み進めました。 当事者の繊細な思いや気持ちを追っていけるのは、ノンフィクションには難しい、小説ならではの良さだと思います。この小説を書いてくださった林真理子さんの作品、他にも読んでいきたいです...
どうにもならない状況を打開していくのに、裁判という手段を使うのか、と一気に惹き込まれて読み進めました。 当事者の繊細な思いや気持ちを追っていけるのは、ノンフィクションには難しい、小説ならではの良さだと思います。この小説を書いてくださった林真理子さんの作品、他にも読んでいきたいです。
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