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日ソ戦争 帝国日本最後の戦い 中公新書2798
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日ソ戦争 帝国日本最後の戦い 中公新書2798

麻田雅文(著者)

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日ソ戦争 帝国日本最後の戦い 中公新書2798

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2024/04/22
JAN 9784121027986

日ソ戦争

¥1,078

商品レビュー

4.3

13件のお客様レビュー

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2024/09/16

ソ連がアメリカとの関係でどのように侵略をはじめ、さらに日本の降伏後も戦闘を続けたかについて説明が丁寧である。ただ、民間人の被害についてはその分あまり説明がされていない。また御前会議での天皇の行動についても、侍従日記の知見がいかされていないので軽く書かれている。北海道の留萌から釧路...

ソ連がアメリカとの関係でどのように侵略をはじめ、さらに日本の降伏後も戦闘を続けたかについて説明が丁寧である。ただ、民間人の被害についてはその分あまり説明がされていない。また御前会議での天皇の行動についても、侍従日記の知見がいかされていないので軽く書かれている。北海道の留萌から釧路のラインの占領計画については他の本ではかかれていないので目新しい。ソ連軍と日本軍との戦闘については多くの場所があるので、ノモンハン戦争のように詳細ではないが、多くの場所が書かれている。捕虜の強制労働については、アーロン収容所など他の本があるのでその本にまかせたのかもしれない。

Posted by ブクログ

2024/09/01

1ヶ月の戦争ではあるが、終戦間際に始まって、原爆投下と合わせて、日本がポツダム宣言受諾を決意するに至った大きな要因となった戦争。 だが、戦争は8月15日のポツダム宣言受諾以降も続き、9月の初めまで戦闘は続いた。 日本が戦争を一方的にやめると言っても、それは日本の勝手で、戦闘を...

1ヶ月の戦争ではあるが、終戦間際に始まって、原爆投下と合わせて、日本がポツダム宣言受諾を決意するに至った大きな要因となった戦争。 だが、戦争は8月15日のポツダム宣言受諾以降も続き、9月の初めまで戦闘は続いた。 日本が戦争を一方的にやめると言っても、それは日本の勝手で、戦闘を続けるかどうかはソ連の勝手といえば勝手なのであるが、ポツダム宣言を受諾するということは、基本的には、満州、朝鮮、南樺太などを放棄するということを意味するはずで、それでも戦闘を続けるということは、やはり戦後体制において優位なポジションを得ようとする計算以外の何ものでもない気がする。 そして、8月初めの段階で、日ソ不可侵条約を破棄して、戦争を開始するのは、やはり火事場泥棒的なものに思える。特に、千島列島の占領(さらには北海道への侵攻も計画されていた)は、一体、なんなんだと思ってしまう。 といった諸々の疑問があるわけだが、それらの疑問に近年の研究成果を踏まえながら、ある程度、まとまった解答を提供してくれると思う。 そこは、ソ連だけの問題というより、第二次世界大戦中のアメリカ、ソ連、イギリスの連携の中で決められたということなんだな。 そして、結局、怒りが向かうのは、現実を見ることなく希望的な観測に基づいて判断をし、国民の命をなんとも思っておらず、そしていざ状況が悪くなると我先に逃げ出していく軍部や指導者たち。 このパターンは、今でもいろいろなところで起きていそう。

Posted by ブクログ

2024/08/29

1945年8〜9月、満洲・樺太・千島列島を戦場と化した第2次大戦最後の全面戦争。国際政治の動向から各地の戦闘まで全貌を描く

Posted by ブクログ

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