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日ソ戦争 帝国日本最後の戦い 中公新書2798
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日ソ戦争 帝国日本最後の戦い 中公新書2798

麻田雅文(著者)

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日ソ戦争 帝国日本最後の戦い 中公新書2798

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2024/04/22
JAN 9784121027986

日ソ戦争

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商品レビュー

4.4

60件のお客様レビュー

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2026/08/23

『日ソ戦争 帝国日本最後の戦い』麻田雅文さんの本を読みました。 日本はポツダム宣言受諾し終戦との整理ですが、実は終戦後も陸軍が仲介を希望していたソ連に侵略され、国土と軍人、50万人以上の民間人の命を奪われる日本は防衛戦争をしていた事実を知りました。 日本の敗戦は原爆では無くソ...

『日ソ戦争 帝国日本最後の戦い』麻田雅文さんの本を読みました。 日本はポツダム宣言受諾し終戦との整理ですが、実は終戦後も陸軍が仲介を希望していたソ連に侵略され、国土と軍人、50万人以上の民間人の命を奪われる日本は防衛戦争をしていた事実を知りました。 日本の敗戦は原爆では無くソ連の宣戦布告とのことです。アメリカは早期のソ連の参戦を依頼していましたが、ドイツが手強く遅れたので、ドイツ向けに開発していた原爆実験が成功してから日本に投下したので、ソ連の参戦を恐れて原爆を投下したと言うのは嘘で、アメリカが原爆の妥当性を捏造したようです。 驚きはアメリカの3個目の原爆は8月24日以降に投下可能で、その目標は東京だったようです。そうであればソ連の宣戦布告は早くて良かったのかもしれません。 日本は陸軍海軍はバラバラなのに広大な満州、太平洋を戦場に勝ち目の戦争を初めてしまった。 サイパン島陥落で終戦出来れば良かった。これは結果論ですが。 ソ連は日米英の終戦後に日本に侵略、スターリンは宣戦布告からわずかに2日で、満州、千島列島のみならず、北海道の半分をアメリカに要求、東京もベルリン同様に分割を希望していたようです。 満州侵略にはソ連の戦車の性能が非常に高かったので日本は防戦に苦労した。ソ連はドイツの戦車の威力に劣勢で、多くの改良設計して日本に対峙したようです。 北方領土については千島列島をバーンズ国務長官が相談もせずに千島列島をソ連に与えたことにアメリカ内でも大きなチョンボがあって北方領土問題にはアメリカは積極的で無いようです。 ソ連は鳶に油揚げを取った。日ソ戦争はポツダム宣言受諾後も9月7日の武装解除まで続いたようです。 歯舞島、色丹島等はほとんどソ連の侵略も無かったようです。 終戦記念日は日本中が原爆の話ばかりに集中します。 但し、始めた戦争は止めようとしても簡単には止まらないこと。また、幹部がバカだと凶悪なソ連に終戦を仲介を希望する間抜けた軍により、日本軍だけで無く民間人が多くの命を奪ったこと、多くの軍幹部はシベリア勾留された事実は私達は知る必要があります。 歴史にイフはありませんが、千島列島はアメリカが統治すべきでした。 ソ連と違ってアメリカは海軍が死闘を繰り広げた南方諸島含めて日本に返してくれました。 この本は『日ソ戦争アーカイブズ構築に関する日露共同研究』に基づく新事実満載です。民家人の赤塚不二夫、五木寛之等満州からの帰還の資料も載せてくれ多面的な当時の理解を促している素晴らしい成果です。 極悪スターリンは日露戦争のメンツを取り返したかったようです。 勉強させてもらいました。 ありがとうございます。

Posted by ブクログ

2026/08/05

本書の「はじめに」には、「日ソ戦争は半月足らずの戦争だったが、残した爪痕は大きい。日本にとっては敗戦を決定づける最後の一押しとなっただけではない。シベリア抑留・中国残留孤児・北方領土問題などはこの戦争を起点とする」とある。 シベリア抑留や中国残留孤児といえば、山崎豊子の小説『不毛...

本書の「はじめに」には、「日ソ戦争は半月足らずの戦争だったが、残した爪痕は大きい。日本にとっては敗戦を決定づける最後の一押しとなっただけではない。シベリア抑留・中国残留孤児・北方領土問題などはこの戦争を起点とする」とある。 シベリア抑留や中国残留孤児といえば、山崎豊子の小説『不毛地帯』や『大地の子』の冒頭で重厚に描かれていたことが思い起こされる。わずか一ヶ月余りの戦争が、今なお続く北方領土問題に至るまで、いかに深い爪痕を残したかを改めて実感させられた。 読み進める中で強く感じたのは、旧ソ連、そして現在のロシアに通底する国家としての精神構造である。満州における蛮行や、南樺太・千島での傍若無人な振る舞いは断じて許し難い。戦時下において勝利や領有権の確保が目的となることは理解できるものの、国際的なルールや約束を平然と反故にし、欲望のままに動く姿からは、国家としての本能のようなものすら覚える。人間の本質が容易に変わらないのと同様、現代のロシアのありようもまた、かつてのソ連の延長線上にあるのだと思わざるを得ない。 こうした歴史の闇を読み解くうえで、元外務省主任分析官である佐藤優氏が本書をどのように深く解釈し、評しているのかという点が、読中ずっと脳裏を離れなかった。専門家の知見を借りながら、本書の提示する視点をさらに多角的に検証してみたい。 本書の構成も非常に秀逸である。第1章では米ソ首脳を中心とした当時の全体像が俯瞰されており、未だ知らなかった事実を多く学ぶことができた。第2章の満州における戦闘詳細に続き、第3章で語られる南樺太と千島の状況についての記述は圧巻である。ここまで細部にわたり詳細に描いた文献は他に類を見ないのではないかと思わせるほど、資料価値の高いものであった。 本書を通じて、日ソ戦争やその背景に対する興味はさらに深まった。作中で紹介されていた、なかにし礼『赤い月』、安部公房『けものたちは故郷をめざす』、吉村昭『総員起シ』、長谷川毅『暗闘』といった作品群にも、今後ぜひ触れてみたい。

Posted by ブクログ

2026/07/27

現在の基準で当時の人々を批評せず、人々がなぜにその行動、判断をしたのかを当時の情勢を考慮して考えることが今後に生きてくる。日本はだめだった、ソ連ははひどかったで終わらせない事に意味がある。

Posted by ブクログ

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