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日ソ戦争 帝国日本最後の戦い 中公新書2798
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日ソ戦争 帝国日本最後の戦い 中公新書2798

麻田雅文(著者)

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日ソ戦争 帝国日本最後の戦い 中公新書2798

定価 ¥1,078

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2024/04/22
JAN 9784121027986

日ソ戦争

¥935

商品レビュー

4.5

20件のお客様レビュー

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2025/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

秀作。 日本人の殆どが注目していないのに大事な歴史。もっと知らなけらばいけない。 日本最後の(最後にしたい)戦争。 ロシア(ソ連)は信じるに足らない国であることを認識しなくてはいけない。中国も。米国も信じ切ることはできない。自国の防衛は必要で、外交の巧みさも必要。

Posted by ブクログ

2025/01/26

本年はちょうど終戦から80年。だからというわけではないが、第28回司馬遼太郎賞を受賞するなど評価が高い本作を読んでみた。本作は表題のとおり、第2次世界大戦末期に行われた「日ソ戦争」について描いた作品である。原爆投下後ソヴィエト聯邦が大日本帝国に対して参戦して、「ポツダム宣言」受諾...

本年はちょうど終戦から80年。だからというわけではないが、第28回司馬遼太郎賞を受賞するなど評価が高い本作を読んでみた。本作は表題のとおり、第2次世界大戦末期に行われた「日ソ戦争」について描いた作品である。原爆投下後ソヴィエト聯邦が大日本帝国に対して参戦して、「ポツダム宣言」受諾後も戦争が継続されたことはもちろん歴史の授業でも習うため智識として知ってはいたが、本作ではじめて知るような内容も多かった。たとえば、日本がソ聯と開戦するまさにその直前まで、聯合国との媾和の仲介をソ聯に依頼していたとは知らなかった。たしかに「日ソ中立条約」を結んでいたとはいえ、おなじ枢軸国であるドイツと大激戦を繰り広げたソ聯相手に対して、あまりにも楽観的すぎる見通しではないか。また、満洲や南樺太における戦いも、教科書などでは時系列を追って細かく学ぶことはないため、なかなか興味深い内容も多かった。とくに、軍人の家族がいち早く脱出したという話は、あまりにも胸糞が悪いが、自分がおなじ立場だったらどうしていたか胸を手に当てて考えてみると、なかなか糺弾一辺倒というわけにもいかない気がする。いっぽうでソ聯の側にも胸糞悪い内容が含まれていて、現地の民間人相手に相当あくどい行為を繰り返していたという記述を読むに、現在も続くウクライナ戦争でのロシア軍による暴虐非道との共通点が見いだされ、ロシア軍のDNAのようなものを感じずにはいられない。このように読後感がよくない箇所も多くはあったが、とはいえ戦争について学ぶことはこれからも不断の努力をもって継続してゆきたい。

Posted by ブクログ

2025/01/09

日本とソ連の戦争の概要を述べた本。研究書という堅苦しさがなくすっと読める。起こったことがていねいに紹介されているが、深みは感じられない。 戦争というものが多くの民間人を犠牲にするものだということははっきりと分かる。

Posted by ブクログ