

商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2024/04/20 |
JAN | 9784166614516 |
- 書籍
- 新書
グローバルサウスの逆襲
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グローバルサウスの逆襲
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
アメリカの大統領選挙の前に出版された本ですが、世界の国、特にアフリカやロシアの話あたりは勉強になります。ハマスあたりは私の理解が追いつきません。
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やはり、佐藤さんはロシアに詳しい。 ロシアがアフリカに近寄っていることは認識していなかったので学びになった。 中国の一帯一路の安くインフラを作ってやるが、金を返せないなら何かをよこせ、というようなやり方ではなく、上手く投資の形でアフリカに恩を売っている。 アフリカはこれから確実に...
やはり、佐藤さんはロシアに詳しい。 ロシアがアフリカに近寄っていることは認識していなかったので学びになった。 中国の一帯一路の安くインフラを作ってやるが、金を返せないなら何かをよこせ、というようなやり方ではなく、上手く投資の形でアフリカに恩を売っている。 アフリカはこれから確実にでてくるグローバルサウスの地域だから、注視していきたい。 イスラエルとハマスの関係についても、新しい視点が得られた。どうも、ニュースやSNSではイスラエルが悪者らしいということしか分からなかったのだけど、そもそも、ハマスがどういう組織なのかを再認識した。(国や自治政府ではなく、あくまでもテロ組織という認識。野戦ネットワークのテロ組織なので、上を叩けば終わりとならず、掃討しなければ繰り返される。ガザ地区の自治政府にもハマスの非戦闘人員が入っているため区別がつけづらい。しかし、非戦闘人員がだとしても、ナチスのシステムと同じで、積極的に行動をしていなくてもシステムの一員としてハマスを支えている、という論理。アーレントのエルサレムのアイヒマンを引用して説明。) しかしながら、上記の論理を当てはめてみても、システムからの「中立化」をしたいと、南部に逃げろといいつつ、その後結局かなり広範を攻撃しているのは何故か…疑問が残る。 最後はアメリカ大統領について、結局トランプ氏になったけど、この二人からしても、トランプ氏が大統領になったらどうなるかは不明確ということらしい。ただビジネスマンのトランプ氏は平和な方が儲かるから戦争を好まないだろうということで希望を持った。親イスラエルであることがどう影響するか、また、ウクライナからは手を引くということで停戦に及ぶのか…プーチンとの関係は?動向が気になることがたくさんある。 最後に完全に余談だと思うけど、トランプ氏が大統領選に出馬する理由となった一つに「年次記者晩餐会」のオバマ大統領のジョークで恥をかかされたことがあるようだ、というので、就任時期の活動の動機が見えて面白かった。
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- ネタバレ
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グローバルサウスの現状を知りたく、この本を手に取った。 グローバルサウスは、G7などのグローバルノースへの反抗心はありつつも、自国の利益を優先して、一枚岩になれない(本書にも書いてあるが、グローバルサウスというより、インターナショナルサウスといったところ)と感じた。第三勢力の動きや心理が手にとるように書いてあり、参考になった。 イスラム教について詳しく知らなかったが、戦争のためなら女子供の犠牲は厭わないという教えを知り、怖い宗教だなと感じた。 グローバルサウスのことを頭の片隅に入れず、ずっとアメリカに追従していたら、そのうち台頭するグローバルサウスに国力を突き放されて、国際社会で遅れをとってしまうと感じた。 日本のニュースでは、G7をはじめとした北側諸国寄りの報道しか流れてこないと感じ、日本のメディアの偏向報道に嫌気が差した。自らBRICsなどの情報を知ることが重要だと感じた。 自分ができることは多くはないが、今後できると思ったことは以下の2つ。 •アルジャジーラなど、海外のメディアでニュースを知る •日本の外遊先を知る(外相がどの国と仲良くしているか)
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