商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル/集英社 |
発売年月日 | 2024/04/05 |
JAN | 9784797681406 |
- 書籍
- 新書
味なニッポン戦後史
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味なニッポン戦後史
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
旨味、塩味、甘味、苦味、酸味、に加えて、辛味、脂肪味に章を立てる。 旨味というが、昔の日本人は、少なくとも庶民が昆布と鰹節で出汁取ってたわけでもないとか。 味の素にしても精製塩にしても、「人工」的なものに抵抗を感じるのは、戦時中のいろんな代替物とか、統制、食の強制が影響してる...
旨味、塩味、甘味、苦味、酸味、に加えて、辛味、脂肪味に章を立てる。 旨味というが、昔の日本人は、少なくとも庶民が昆布と鰹節で出汁取ってたわけでもないとか。 味の素にしても精製塩にしても、「人工」的なものに抵抗を感じるのは、戦時中のいろんな代替物とか、統制、食の強制が影響してるのかなあとちょっと思った。 食と健康には過敏な日本人だし、あれがいい、これがいい、というとあっという間に右向け右になってしまう感じもあるか。 苦味と酸味は大人の味。 6個目の味候補の脂肪味。 取りすぎるとやばいけど、みんな大好き。 なかなかに面白い。
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「昭和生まれの私には、もはやついていけない味なのだろうか」 はじまり、の冒頭にあるこの文章のインパクトに吸い寄せられて読んでみた。(とんこつラーメンのことです。一定の年代以上には親近感のわくお話) 単なるエッセイかと思いきや、実際は、基本五味とされる「うま味」「塩味」「甘味」「...
「昭和生まれの私には、もはやついていけない味なのだろうか」 はじまり、の冒頭にあるこの文章のインパクトに吸い寄せられて読んでみた。(とんこつラーメンのことです。一定の年代以上には親近感のわくお話) 単なるエッセイかと思いきや、実際は、基本五味とされる「うま味」「塩味」「甘味」「酸味」「苦味」に加えて「辛味」「脂肪味」の7味について、戦後の生活や文化の変遷と共に語る内容。 うんうん、いろいろ面白い。
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アジノモトの白い粉。 白い粉は、どうも麻薬だとか怪しいクスリっぽくて、四十代の私は普通に調理に使うことはない。でも、タイに旅行に行くと普通に砂糖、塩、アジノモト、って感じに使ってるんだよね。そして、食べたところで別に体調に悪化はない。 アンチアジノモトの母親に、アジノモトって、旨...
アジノモトの白い粉。 白い粉は、どうも麻薬だとか怪しいクスリっぽくて、四十代の私は普通に調理に使うことはない。でも、タイに旅行に行くと普通に砂糖、塩、アジノモト、って感じに使ってるんだよね。そして、食べたところで別に体調に悪化はない。 アンチアジノモトの母親に、アジノモトって、旨味なんでしょ、何が悪いの?と聞いても理由は要領を得ない。ずーーーっとモヤモヤしていたのだ。 ブクログのおすすめの本にこの一冊が入っていたので、読んでみた。 スッキリ!!!そーいうことなのね!つまり、サッカリンとかの合成甘味料と一緒にされちゃっただけで、グルタミン酸には問題はないのだね。しかも、だしの素とか、本だしとかに、アミノ酸って書かれてるのはつまりはアジノモトであって、わたしたちは知らぬまに食べてるんですね。 ま、だからといってパンダの顔の卓上アジノモトをテーブルにいきなり置いたりはしないけれど。 その他にも塩、甘味、苦味、辛味、脂肪味とこの新書一冊でいろいろと知ることができます。
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