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22歳の扉
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22歳の扉

青羽悠(著者)

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22歳の扉

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2024/04/05
JAN 9784087754674

22歳の扉

¥1,980

商品レビュー

3.8

23件のお客様レビュー

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2024/12/13

現代版リアル四畳半神話大系。 大人と子供の狭間である大学生、彼らは確かに大人でありながら、大人になろうとしている子どものようにも見える。 どんな4年間を過ごそうが、なるようになるというか過去は過去であって未来を生きる気力になる。全て忘れて消えてしまうけれど確かにそこに足跡がある。...

現代版リアル四畳半神話大系。 大人と子供の狭間である大学生、彼らは確かに大人でありながら、大人になろうとしている子どものようにも見える。 どんな4年間を過ごそうが、なるようになるというか過去は過去であって未来を生きる気力になる。全て忘れて消えてしまうけれど確かにそこに足跡がある。人に揉まれながら、好きを知り、他人を知り、自分を知っていく主人公がとても恵まれていて羨ましく見えた。 大学生活って何故これほどに魅惑的な時間なのか。何に熱中してもいいし、全てを怠惰に過ごしてもいい。十人十色の生活の先に共通する価値観も存在すれば、全く異なる未来も創造される。それを能動的に行動できるならばそれ以上に素晴らしく効率的なものはないが、そんなことは到底不可能である。そう。だからこそ、どっしりと構えて生きれば良い。自分を変えるのは確かに自分だが、人を変えるのは環境であるのだから。

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2024/12/12

大学生の堕落した感じ。それをかっこいいと思っている、尖っていることがよしとされるような、独特のあの感じがめちゃくちゃ解像度高めに描いてある。そしてそれに陶酔している感じも、、

Posted by ブクログ

2024/10/28

※ 大学4年間に主人公とその周りの人たちが、 考え、悩み、もがき、乗り越えてその人なりの 覚悟と決着を見つけていく物語。 高校時代の悩みや甘酸っぱさとは違う、 もっと根源的で深く自己矛盾と欲求に 何度もぐるぐと繰り返しながら向き合う 苦さが印象的。 大学生というある程度の自由...

※ 大学4年間に主人公とその周りの人たちが、 考え、悩み、もがき、乗り越えてその人なりの 覚悟と決着を見つけていく物語。 高校時代の悩みや甘酸っぱさとは違う、 もっと根源的で深く自己矛盾と欲求に 何度もぐるぐと繰り返しながら向き合う 苦さが印象的。 大学生というある程度の自由と自己責任の 両方を背負った感じや、大学という社会と 区切られた環境と時間の中で過ごす開放感と 将来への漠然とした不安や淡い希望、 時間の経過とともに気配を増す焦り、 人物たちのどこまでももどかしい様子から 滲んで感じられた。

Posted by ブクログ