商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2024/03/29 |
JAN | 9784488020255 |
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商品レビュー
3.6
42件のお客様レビュー
ロジックと謎解き後の余韻が冴えわたる青春本格ミステリ短編集。今年はやっぱり、短編集の当たり年だった。 「街頭インタビュー」 観察眼に優れた高校生が、SNS被害に遭ったクラスメートの困り事解決に挑むが…。個人的には本作が一番好き。人の内面を推し量る難しさに唸る。 「カエル殺し」...
ロジックと謎解き後の余韻が冴えわたる青春本格ミステリ短編集。今年はやっぱり、短編集の当たり年だった。 「街頭インタビュー」 観察眼に優れた高校生が、SNS被害に遭ったクラスメートの困り事解決に挑むが…。個人的には本作が一番好き。人の内面を推し量る難しさに唸る。 「カエル殺し」 祝勝会の最中で起きた芸人の殺人事件。タイトルに繋がる動機にゾワつく。逃げていくものは輝いてみえる。でもいざ追いつけば… 相方を想い続けることって大切よね。 「追想の家」 他界した祖父を追想する孫。あの時のあの言葉の意味は…。時間差で和解するダブルミーニングにほっこり。 「速水士郎を追いかけて」 サッカー部で盗難された備品の行方を追う“日常の謎”系青春ミステリ。誰より敏感で心優しい探偵•速水士郎のキャラクターに好感。シリーズ化して欲しい。 「ルナティック•レトリーバー」 男女混合学生寮で起きた事件。物理トリックには笑ってしまったが、そこからの展開は読めなかった。タイトルの意味が最後にジワる。 作者の真門浩平氏は東大大学院在学中とのこと。今後の活躍が楽しみな期待の新人登場だ。 週刊文春ミステリーベスト10 19位 このミステリーがすごい! 19位 本格ミステリ・ベスト10 22位 ミステリーズ!新人賞 受賞(2022年)
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「街頭インタビュー」言葉の裏を読まれるのって怖い。私も身近な人がそんな人だったら嫌かも。それが描かれているのが面白かった 「ルナティック・レトリーバー」謎解きは置いておいて、「人生の伏線を回収しないでいい」の言葉が印象に残った。思わぬ時に回収されて、ニヤリとなるよね
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一気に読みました。最後の短編「ルナティック・レトリーバー」は、秀逸でした。 お互い推理し合う過程と明かされるトリックが非常に素晴らしくて、圧巻でした。
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