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絞め殺しの樹 小学館文庫
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絞め殺しの樹 小学館文庫

河﨑秋子(著者)

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絞め殺しの樹 小学館文庫

990

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2024/04/05
JAN 9784094073492

絞め殺しの樹

¥990

商品レビュー

4.4

11件のお客様レビュー

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2026/05/13

菩提樹と呼ばれる木はお釈迦さまに関連する慈愛豊かな植物を想像させるが、寄りかかれる木が空洞になってしまうまで巻きつき締め殺してしまうという。 生まれて間も無く母を失ったミサエは、その真っ直ぐな人柄ゆえ周りの人々に巻き付かれ不幸を背負っていく。その不幸さに読み進めるのも躊躇した時も...

菩提樹と呼ばれる木はお釈迦さまに関連する慈愛豊かな植物を想像させるが、寄りかかれる木が空洞になってしまうまで巻きつき締め殺してしまうという。 生まれて間も無く母を失ったミサエは、その真っ直ぐな人柄ゆえ周りの人々に巻き付かれ不幸を背負っていく。その不幸さに読み進めるのも躊躇した時もあるが、彼女の息子雄介に遺伝した、真っ直ぐな心が希望を繋いでくれる物語の終わりに安堵した。 不幸な登場人物、理不尽な悪人たちの多い物語ではあるが、だからこそ優しい人の温もりにホッとする。 所々現れる真っ白い猫に作者は癒しと希望を託したのだろうか。

Posted by ブクログ

2025/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とにかく暗く重く苦しい内容。気持ちが沈んでいる時や元々メンタルが繊細な方には向かないかなと思って星一つ減らしました。それでも読み進めずにはいられないものがあって、読み応えはあります。 主人公ミサエに数々の苦難が立ちはだかります。 根室で生まれ、幼少期を新潟で過ごし、そしてまた9歳で根室の吉岡家に引き取られ、奴隷のようにこき使われる日々。その中でも、猫の白妙の温もりや、同じ屯田兵村の林家、薬売りの小山田の優しさに触れて、ほんのひとときではあるけれども癒され、運命が動いていく…。 どうか救いがありますようにと思いながら読みましたが、これがなかなか。 後半第2部からは、主人公が変わり衝撃の事実が明るみに出てきますが、雄介の強く生きていくところやそれを支えるユリ叔母さんの優しさにやっと救いがありました。 自分の人生は自分で背負うしかないこと、一つ一つの選択や決断が自分の人生を形成していて全てを受け入れて生きていくこと。それは哀れでも可哀想でもない、誰にでもある、ただそれだけのこと。 一度しかない自分の人生を大切に誠実に生きていきたいと思いました。

Posted by ブクログ

2025/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

悲しすぎて、読むのが辛すぎた第一部。ミサエの生き様には最後まで共感できなかった。登場人物たちにも薄暗さがつきまとい、不遇の生い立ちを引き摺り続けた負の連鎖がやりきれなかった。第二部に入り、息子に話が移行することでここまでの悲しみが意味を為すことに。衝撃の事実も判明するも希望の光が見えてきたときには心に火が灯った気がした。

Posted by ブクログ

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