商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2024/03/18 |
JAN | 9784334102494 |
- 書籍
- 新書
〈共働き・共育て〉世代の本音
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〈共働き・共育て〉世代の本音
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・『山の上の家事学校』近藤史恵 著 中央公論新社 2024.3を読んでいて、孫呉尾気になって読んだ新書。 下記のように書かれていた。 1980~2000年前後生まれの多くは、その前の世代とは明らかに異なる子育て観・キャリア観を持っているという。多くの女性が出産後もキャリアを継続したいと願っているし、多くの男性が積極的に子育てをしたいと考えている。現実はキャリアを構築しづらく男性の育児もままならない。多様性が尊重される現代ではキャリアの考え方も様々だが組織風土や社員のマインドの停滞で、両立制度が活用できない現状もあるという。 子育てをしながら夫婦で働くということ、子育てしながら夫婦とも正規雇用として働く人たちを取り巻く環境はなかなか厳しい。 ・男性はプライベートロス、自分たちの父親世代とは異なる家族観や仕事観を持つミレニアル世代の男性達は、子育てしながらキャリア形成するためには奮闘が必要。 ・女性は女性のキャリアロス。就業継続ができても出産や育児を機にキャリアが停滞してしまう「マミートラック」に陥りキャリアロスする事態を防ぐポイントが必要。 夫婦で協力して、仕事と家庭を両立するための工夫や秘訣や最適解は、各家族で異なると認識しておくことが大事だと思った。「名も無き家事、名のある家事」を互いの得手不得手をよく理解し、協力し合い、感謝の気持ちを表し、「チーム」で取り組んでいく。互いにある程度自立したキャリアを描くためには、それぞれが自分のフィールドで自立できる関係を残す意識が必要だ。 仕事と家庭を両立しようと奮闘しているミレニアル世代に対する管理職世代、の無理解が課題となっているそうだ。 では、企業人として、家庭人として納得いく人生を送るにはどうすればいいのか。 本文では、「あらゆる人がその能力を十分に発揮しながら、健やかに働ける環境を実現すること」とあった。「共働き」のみならず、夫婦がチームとなって子育てする「共育て」を志向するミレニアル世代の新しいキャリア当たり前に選べる選択肢の一つとなることが必要だ。 残念ながら、子育てをしながら仕事をする人はもちろんだが、介護や病気治療等の事情を抱えた人の働きやすさの実現は、現状難しい。差し迫った事情が無い人にとっても、「働きやすい環境」は必要なのだ。 ・家事をするのは当事者意識を持つこと。 ・家族の関係をチームとして良好に保ち幸せになるには、支え合いが必要。 ・依存が過ぎると不幸になるけれど、切り捨てることである意味自分を守るだけでなく相手を自活させるには必要なこと。 ・パートナーシップとケアのバランスを保つ。心構えが必要だ。 多様性社会と言われる現代、ワークバランスと家事の最適解はそれぞれが見つけるしかない。誰かの尊厳を傷つける人を許さない。今、そう言い切れる場も少ない。正直生きづらいと思う。シングル、ケアラー、夫婦、大家族など、いろんな形の家族がある中で、家事を通して、相手の立場に立って物事を考えられる人間でありたい。
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共働きの事例は多い。ただ、各夫婦の働き方や育児の仕方、勤務先の制度、実家のサポート、子どもの性格などの要素が違うため、参考になるかというとあまりならない。 結局は各家庭で持っているカードの中でなんとかするしかないという思いを強くした。
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子育てもキャリアも頑張りたい前向きな人たちがたくさん出てくるのでやる気がこっちにも伝染してくるというかポジティブでアクティブで良かった。 会社の理解とパートナーの理解が一番ネックなのは確かだけど解決策は泥臭いものでみんながみんな実現できるわけではないなと思った。 保育園で夕食...
子育てもキャリアも頑張りたい前向きな人たちがたくさん出てくるのでやる気がこっちにも伝染してくるというかポジティブでアクティブで良かった。 会社の理解とパートナーの理解が一番ネックなのは確かだけど解決策は泥臭いものでみんながみんな実現できるわけではないなと思った。 保育園で夕食も出してくれるところがあるのは知らなかった。数は少ないらしいのでここがどれだけ増えるかで変わりそう。フランスのような合理的な仕組みも必要だと思った。保育士の負担が重すぎる。 今の便利な文明を維持するには労働時間を短くするのは難しいと思うなぁ…人工知能でそこがどこだけ変化するのかは懐疑的。
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