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植物の謎 60のQ&Aから見える、強くて緻密な生きざま ブルーバックス
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植物の謎 60のQ&Aから見える、強くて緻密な生きざま ブルーバックス

日本植物生理学会(編者)

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植物の謎 60のQ&Aから見える、強くて緻密な生きざま ブルーバックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/03/21
JAN 9784065348383

植物の謎

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商品レビュー

3.2

7件のお客様レビュー

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2025/03/02

はじめに - 植物は地球上で広く存在し、太陽光のエネルギーを化学エネルギーに変換して成長する。 - 動物は植物に依存しており、食物連鎖が形成されるが、最終的には植物の活動が地球上の生命を支えている。 - 人間は植物に対して疑問を持ち、観察を通じて理解を深めようとする。 第1章:...

はじめに - 植物は地球上で広く存在し、太陽光のエネルギーを化学エネルギーに変換して成長する。 - 動物は植物に依存しており、食物連鎖が形成されるが、最終的には植物の活動が地球上の生命を支えている。 - 人間は植物に対して疑問を持ち、観察を通じて理解を深めようとする。 第1章: 食べられる植物 - ダイコンの辛さは、環境や成長場所によって異なる。 - 冬季の低温に適応するため、細胞内に甘み成分(ショ糖や果糖)が増加し、凍結を防ぐ。 - アスコルビン酸は植物の緑色組織に多く含まれ、光合成を助ける。 - 果実の甘みや酸味は、気温や成熟時期に影響される。 - イチゴの収穫時期は積算温度が関与し、温度が低いほど甘みが増す。 第2章: 花 - 花の構造は、葉の変形によって形成されることが実験的に示されている。 - ABCモデルにより、花の器官は特定の遺伝子の発現によって決定される。 - 遺伝子の組み合わせが花の器官の形成に影響を与えることが確認されている。 第3章: 葉 - 葉の構造には、クチクラ層があり、水分の蒸発を防ぐ。 - 植物は気孔を通じて二酸化炭素を取り入れ、光合成を行う。 - 光合成は昼間に行われ、夜間は呼吸を通じてエネルギーを得る。 第5章: 細胞と代謝 - 植物細胞は進化的に原核細胞の細胞壁を刷新し、新たに細胞壁を持つようになった。 - クエン酸とリンゴ酸は植物において重要な役割を果たすが、その詳細な機能は未解明な部分もある。 第6章: 植物ホルモン - オーキシンは植物の成長に重要な役割を果たし、重力に応じた方向に成長を促進する。 - 植物ホルモンは成長や発育の調節に関与し、各種ホルモンのバランスが重要である。 第8章: コミュニケーション - 植物間の寄生や共生の関係は、化学物質による相互認識に基づいている。 - 植物は花蜜や花粉を利用して送粉昆虫との関係を築く一方で、食害昆虫からの防衛策も講じる。 第9章: 環境 - 大気中の二酸化炭素濃度の上昇は、光合成や成長に影響を与える。 - 植物の成長は、光合成産物を使う器官とのバランスによって決まる。 第10章: 自由研究 - 植物は厳しい環境に適応するための特性を持ち、乾燥地でも生存する能力を持つ。 - 特定の植物は、動物による食害を防ぐために棘を持つ。

Posted by ブクログ

2024/10/23

日本植物生理学会ホームページの植物Q&Aに寄せられた質問とその回答をもとに編集された本。 質問は全部で60あり、どの質問も基本的に単純、素朴なものが多い。例えば以下、 Q1果物は冷やすと甘くなるのか? A1果物に含まれる糖は、ショ糖、ブドウ糖、果糖があり、この中で果糖の甘味は温...

日本植物生理学会ホームページの植物Q&Aに寄せられた質問とその回答をもとに編集された本。 質問は全部で60あり、どの質問も基本的に単純、素朴なものが多い。例えば以下、 Q1果物は冷やすと甘くなるのか? A1果物に含まれる糖は、ショ糖、ブドウ糖、果糖があり、この中で果糖の甘味は温度の影響を受け、低温で甘さの成分が増える。ショ糖、ブドウ糖の甘さは温度の影響がない。つまり、果糖が多く含まれる果物は、冷やすとより甘くなる。マンゴ、リンゴ、ナシ、ブドウなどだ。 というように成程というものから、うーん、難しくてちょっと何言っているのかよくわからない、というものもある。 いずれにせよ、植物が備えている不思議な仕組み、賢い仕組み、みたいなものに凄い!と敬意を表したくなる。 Q50 大気中の二酸化炭素濃度は上昇は、植物にどんな影響を及ぼすのか? という質問については、わずか2ページで説明している。これって、本気で説明しようとすると1冊の本が書けるほどのボリュームになると思う。 そういったところに物足りなさを感じるが、そもそのこの本の目的はそこにはない。植物を見て、いろんな疑問を持ち、なぜだろうという興味を抱いてほしいというのが本当の狙いだと思う。 この本をよんで更に植物に興味を持ち、関連する本を貪り読み漁りたい。

Posted by ブクログ

2024/09/22

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000386501

Posted by ブクログ