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幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下) ハルキ文庫時代小説文庫
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幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下) ハルキ文庫時代小説文庫

髙田郁(著者)

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幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下) ハルキ文庫時代小説文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2024/02/29
JAN 9784758446211

幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下)

¥770

商品レビュー

4.5

96件のお客様レビュー

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2024/11/12

五鈴屋に関係する人の4つの短編集。 1.暖簾 6代目智蔵の忘形見貫太の自分で育ての親である心斎橋伊吹屋を自分の腕で再興する心意気に触れ、番頭の周助はかつて自分がいた桔梗屋の再興をしたいと決意する 2.菊日和 四代目の元妻で小間物屋菊栄を営む菊栄と五代目で五鈴屋を出奔し現在両替商...

五鈴屋に関係する人の4つの短編集。 1.暖簾 6代目智蔵の忘形見貫太の自分で育ての親である心斎橋伊吹屋を自分の腕で再興する心意気に触れ、番頭の周助はかつて自分がいた桔梗屋の再興をしたいと決意する 2.菊日和 四代目の元妻で小間物屋菊栄を営む菊栄と五代目で五鈴屋を出奔し現在両替商を営む惣ぼんの夫婦になるわけではなく、お互いに尊敬し合う不思議な関係の物語。 3.行合の空 幸の妹結は重追放と闕所の沙汰が下った音羽屋忠兵衛と共に播磨国で旅籠千種屋を営む。姉の憎悪が次第に解け姉の幸せを願う話 4.幾世の鈴 賢輔が10代目を継ぎ10年が経ち創業100年となった五鈴屋は次の100年に繋ぐべく、五鈴屋の決まり事を決めることとする。あきない世傳完結編。

Posted by ブクログ

2024/10/13

結がさらにダメな方向に進んで行こうとするのが読んでいてしんどがった。昔からのひがみや嫉妬は積み重ねて先の人生にも繋がっていくんだなあ、と。最終章は登場人物が多すぎて誰が何者かもうちんぷんかんぷんだった。

Posted by ブクログ

2024/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ついにホントの最終巻。 気になるのはなんと言っても結がその後どうしていたのかということでしょう。いけずな私は、最終巻で結と幸が涙のうちに仲直りなんてことは望んでいませんでした。そんな結末をもしも迎えるのなら白々しくて冷めてまうがなと思っていたら、結が我が娘にできすぎた姉の姿を見るとは。 幸はいったい何度結婚して、相手の生死を問わないとしても何度別れるのだろうと最初の頃は唖然としていましたけれど、今となってはどの出会いと別れも必要だったと思えます。 『みをつくし料理帖』も『あきない世傳』も忘れ得ぬ話となりました。

Posted by ブクログ

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