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出版禁止 ろろるの村滞在記
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出版禁止 ろろるの村滞在記
¥781
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商品レビュー
3.6
26件のお客様レビュー
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奈良県辺境の奥深い山間部にある村。心に傷を負い、恨みを抱えた人々が辿り着く「すくいの村」。だが、そこには呪いで人を殺しているという根強い噂があった。 2008年、すくいの村近隣の廃村で陰惨な死体遺棄事件が発生。遺体は山奥の湖畔で、切断され、樹木に釘で打ち付けられていた……。 悩み、苦しむ人々の力になるという「すくいの村」。すくいの村に滞在したルポルタージュとして記されるホラーミステリ。 一冊読み終えてようやく全容が明らかになる構成になっていて、あらすじにある様に確かに二度読みしたくなる。伏線を捜したり違和感を集めたりだとか、ネタバレサイトなんかを探して自分の考察と比較・答え合わせしてみたり。色々楽しみがあります。 いろいろホラーを読んでいると、「ろろる」とか「ろろるい」とかの文字が出てくるとまあアレですよね、となってしまうので、村が実は何を目的としているのかとかはタイトルだけで察してしまうところはあるのですが、それでも考察し甲斐があってあって楽しい。 冒頭の詩も「逆打ち」するととても怖いのでおすすめ。
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こわかったな〜 怪しい村への潜入ルポルタージュ。読み進めるとなにか違和感。最後はそういうことか!とびっくり。結構大量に伏線張り巡らされ系で、他の人の解説読んで初めて気づくのもたくさん。儀式のシーンがバイオレンス。すっごい早い段階で生贄が決まってたってのが個人的には一番恐怖だった…
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いきなり読んでみた。 あるライターが、奈良県の山奥にある「すくいの村」に訪れる。 インターネットでは、「人殺しもするヤバい村」という情報があるが、いざ訪れてみると、村人達は非常に温厚で、心の傷を互いに労り合っているような和やかな雰囲気。 一体この村の真の姿はどっちなのか?? 改めて、長江さんは悍ましい展開を見せるのがうますぎる… そして仕掛けが多すぎる!! 滞在記として進んでいくが、実は1番後ろから読まされているなんて…最後にまえがきがくることで、すべてがのストリーのピースがはまりました。 バラバラに殺された方のライターは、高校時代からこの村に呼ばれることが決まっていたと分かった時、もう世の中を信じるのが怖くなりました笑
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