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僕の神さま 角川文庫

芦沢央(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2024/02/22
JAN 9784041143780

僕の神さま

¥814

商品レビュー

3.4

14件のお客様レビュー

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2024/05/22

僕が頼りにしてしまうのは、みんなから「神さま」と呼ばれている水谷くんだ。 桜漬けの瓶を僕の不注意で落としてしまい、楽しみにしている祖父にどう取り繕うかと相談したのは、水谷くんで…。 この第一話から気になる謎解きだと読み進めていくと第二話からは、転校して行った川上さんの少し重い話に...

僕が頼りにしてしまうのは、みんなから「神さま」と呼ばれている水谷くんだ。 桜漬けの瓶を僕の不注意で落としてしまい、楽しみにしている祖父にどう取り繕うかと相談したのは、水谷くんで…。 この第一話から気になる謎解きだと読み進めていくと第二話からは、転校して行った川上さんの少し重い話になり、第三話、第四話といろいろな出来事を挟みながらも川上さんのことにも繋がる連作短篇になっている。 小学生らしからぬ水谷くんの洞察力に驚く。 それだけではなく人の感情も読みとることができ、どのようにすれば良いのかを瞬時に判断している。 小学五年生なのにとても冷静でもあり、軽い謎解きと思えない。

Posted by ブクログ

2024/05/14
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第1話「春の作り方」 第2話「夏の「自由」研究」 第3話「作戦会議は秋の秘密」 第4話「冬に真実は伝えない」 エピローグ 春休みの答え合わせ 小学5年生の「僕」が 神様のように頼っている「水谷くん」に 助けてもらう連作短編集 ↓↓ネタバレ 猫が!酷い目に!遭います! 序盤がほんわかしたお話だから 油断していると後半どんどん物騒になっていきます。 人死はないけれど。 おぼあさんは最初から亡くなってはいる。 作り方を覚えていることを しみじみされて良かったな、と思う。 最後、水谷くんと距離を置くことを決めた僕。 これからどうなるんだろう? 助けての秘密は明かされる時がくるのだろうか。 初回限定でwebでおまけが読めたらしいから、 そこで触れられてたかも?(憶測) 追記: 親に守られて当然の子、と、 その親から危害を被る子との格差が浮き彫りになる 物語、でした。 主人公が前者で、川上さんは後者。 水谷くんはどちらがわなのだろう。

Posted by ブクログ

2024/05/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

僕の神様、って何だろうと気になって読み始めた本。 小学5年生の僕とクラスメイトで悩みや相談事を何でも解決してくれる水谷くんのお話。水谷くんはその推理力から、みんなから神様と呼ばれている。早速タイトルの理由がわかった。 僕と水谷くんが直面する事件?は、春に僕の祖母が作っていた桜漬けの瓶を割ってしまったことから始まり、夏に同級生の川上さんが受けている虐待、秋には運動会の騎馬戦、冬には呪いの本と一年を通した話になっている。 それぞれの謎解きはなるほどなぁという感じだし、それぞれの話が短編のようで読みやすい。んだけど!個人的に心にグッと残るものが少なかったかな。読みやすいし面白い作品ではあるんだけど、心に残る何かがあるかというと…という感じ。

Posted by ブクログ

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