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丘の上の洋食屋オリオン
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丘の上の洋食屋オリオン
¥814
在庫あり
商品レビュー
4.3
33件のお客様レビュー
おばあちゃんから受け継いだ丘の上の『洋食屋オリオン』。 オーナーシェフのくるみは、ホール兼スイーツ担当の真湖ちゃん、高校生アルバイトの蒼くん、そして看板猫のネロといっしょに、絵本の中から出てきたような可愛らしい建物の洋食屋さんをのんびりと営んでいます。 『洋食屋オリオン』は何か特...
おばあちゃんから受け継いだ丘の上の『洋食屋オリオン』。 オーナーシェフのくるみは、ホール兼スイーツ担当の真湖ちゃん、高校生アルバイトの蒼くん、そして看板猫のネロといっしょに、絵本の中から出てきたような可愛らしい建物の洋食屋さんをのんびりと営んでいます。 『洋食屋オリオン』は何か特別なメニューがあるわけではなく、とっても素朴な洋食屋さんなのだけれど、特別な思いを持つ地元のお客さんたちに長く親しまれているのです。 両親を亡くして叔父さんと暮らしている潤、キャバクラでナンバーワンのカオル、お嫁さんになりたいという夢を叶えた専業主婦の由紀、母と二人きりの生活を送る小学生の美和。 この町に住む常連さんたちがオリオンのお気に入りの料理を食べると、まるで魔法がかけられたみたいに、誰もが素直な自分に戻って夢に向かって進んでいけるよう。 お客さんたちだけではなく、オリオンで働く人たちもみんなが幸せを共有できるような、温かさに満ちあふれた物語です。
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様々なバックグラウンドを抱えた、それぞれの主人公の人生のほんの一部に、洋食屋オリオンでの温かなひとときが大きな存在感で確立されている感じ。どのお話も心が温まったし、自分もオリオンでお食事を楽しんでいる気分になり、ほっとして、安心感で自然に涙が出ましたわよ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 この味が、幸せな思い出になる――美味しくて心温まる物語 このお店の味が食べたくて、普通の日も特別な日も行きたくなる〈洋食屋オリオン〉。両親を失った少女と叔父の心をつなぐトマトソースオムライス。キャバクラでナンバーワンの女性が、素の自分に戻るためのカルボナーラ。高校時代、友人と夢を語りながら食べた煮込みハンバーグ。シェフのくるみが作る料理は、祖母から受け継いだ味を守りながら、今日も常連客たちを温かい幸せで満たす。人生のほろ苦さと喜びを丁寧に紡ぐ物語。 【個人的な感想】 ほんわかしていて、心を満たしてくれるような作品。でも、退屈なわけではなくずっと読み続けたいと思うようなお話でした。
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