商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2024/02/15 |
| JAN | 9784103528326 |
- 書籍
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のち更に咲く
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のち更に咲く
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商品レビュー
4.1
29件のお客様レビュー
面白かったー! 最初はどこに向かう話なんだ?となったけど、後半の展開出来になって一気に読み切った。 歴史的にはいたなぁって人たちの話なんだけど、澤田さんの内面の描き方がすごく好き。
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のち更に咲く 澤田さんの著作を読むのは、月ぞ流るるに続き2作目です。 大河ドラマ光る君へを視聴したおかげで読めるジャンルが増えたこと、非常に嬉しく思います。 特に和泉式部が泉里香で脳内再生されて楽しかったです笑 史実をよく知らず、私の知識は大河ドラマベースなのでどこまでが史実?となりますが、最後まで読み、倫子も道長も互いに、別に思い人がいたのね・・という感じでした。 盗賊の首魁が死んだはずの兄だと聞いて、宮城に勤める女房である小紅が、盗賊の正体を追うというストーリー 。 女房という立場でありながら勇敢に行動する小紅の姿に、本を読む手が止まりませんでした。 袴垂の空蝉、高雄、御以子に、小紅が感情移入していく様は、なぜそこまで?という感じではありましたが、どれも魅力的なキャラクターでした。空蝉は今、高雄は未来のことも考えて御以子に接していたというところも、描かれていた行動に結びつき、納得しました。 小紅たちが、大輔に袴垂を襲わせた藤原公季の話を聞く中で、空蝉がかつて北ノ方が産んだ姫君をさらったと知ることで、物語は大きく動きます。公季は、御以子を使って道長の勢いを削ごうという魂胆だったと言うことでした。 そして香袋が鍵を握るだろうとは思っていましたが、まさか倫子が保輔に渡したものだったとは。 そしてそれを空蝉が大切に持っていたものが巡り巡って倫子の元に姿を見せた。受け取るのかと思ったが、「形見が近くに無かろうとも、保輔さまのことを忘れはいたしません。全て、全て、胸の中に抱えて生きてゆきます。」 倫子に保輔が口にした漢詩の一節が、タイトルの由来。 「この花開きてのち、更に花のなければなり。」 実際は何も残さなかったはずの保輔。だが、亡き後も空蝉、倫子は慕い続け、保昌と子紅は宮城で勤めに励み、生きた証にたどり着いた。このことを、「菊なき後の野面には、小さくとも鮮やかな花がいまだに咲き乱れているのだ。」とし、タイトルはこういう意味かーー!と唸ってしまいました。 結局、保輔を裏切ったのは誰だったのか?と考えながら読んだものの、誰に裏切られたわけでもなく、検非違使に居場所を突き止められただけだった、というオチでしたが、保輔の生き方を小紅と一緒に追ってきた読書にとっては納得のいくものでした。足羽忠信が嫌なやつだと思っていたらだんだんいい人に思えてきたので、御以子探しを忠信と保昌がともに行うところも読みたかったな〜と思いました。
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平安時代の藤原保昌一族の異聞物語。 主人公は架空ではあるが実在の道長四天王の藤原保昌の妹という設定。 大河ドラマ「光る君へ」には登場しない藤原保昌一族だが、奥方になる和泉式部が出ていたのでこの人のエピソードもほしかったです。 小説の物語は保昌の祖父、父、兄弟の悲惨な末路に抗いながらも懸命に生き抜こうとしている兄妹の物語が横糸で、京の盗賊のミステリーが縦糸となっている感じです。 この盗賊のミステリーの真相が奇想天外ながらも当時の複雑な男女関係ならありうるかもと思わせるのは著者の腕が良いところです。
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