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「叱らない」が子どもを苦しめる ちくまプリマー新書449
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2024/02/08 |
JAN | 9784480684745 |
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「叱らない」が子どもを苦しめる
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「叱らない」が子どもを苦しめる
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商品レビュー
4.1
23件のお客様レビュー
賛否両論必死。議論を活発にさせる本 ということでは 星5つ かも。 変化が必要なのに変化しようとしない親&学校側のトンデモ根拠となり得る「押し返しが子どもには必要」論。 著者の言いたいことは、「関係性の中でのごちゃごちゃした押し返し」「ネガティブな自分が認められる環境」だろう。ま...
賛否両論必死。議論を活発にさせる本 ということでは 星5つ かも。 変化が必要なのに変化しようとしない親&学校側のトンデモ根拠となり得る「押し返しが子どもには必要」論。 著者の言いたいことは、「関係性の中でのごちゃごちゃした押し返し」「ネガティブな自分が認められる環境」だろう。まずは子どもと遊ぶ時間を取り、子どもの言い分に充分に耳を傾け、関係性を作ることが求められる。 著者の名前を考えると、著者自身は ここらが充分わかった親御さんに育てられたのではないだろうか。 現代の保護者は共働きが増え、子どもが乳児期から本当に忙しい。先生もやることが満載で、土日や休み時間に子どもと遊ぶ時間がすくない。関係性をつくる時間がない中で、大声だして子どもを脅し「押し返しだ!」「世の中どうにもならないことがあるってことを教えてやる!」という親、教師が増えないことを祈ります。 ちなみに 家を居心地良くさせてエネルギーの回復を待つ だけで不登校が改善しないのは、自明。よい刺激が必要。 また、発達障害は スペクトラム ですので、 この子は発達障害(診断書でてる)だから、合理的配慮、この子は違うから 叱る 対応は こじれます。 子どもの苦手感に配慮し(競争させない という意味ではありません)どの子にも得意なことと苦手なことがある 苦手なことは ハードル下げて取り組める 得意なことはハードルあげて取り組める、それを皆で認め合える学校になってほしいと思います。
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◆「世界からの押し返し」が成長には不可欠 ・「世界からの押し返し」(叱られる、止められる、など)によって現実に合わせて自分を調整していく。 ほどよい母親⇨欲求不満(思い通りにならないこと)を経験させる ・only one(個性の尊重)と、one of them(大勢の中の1人)の...
◆「世界からの押し返し」が成長には不可欠 ・「世界からの押し返し」(叱られる、止められる、など)によって現実に合わせて自分を調整していく。 ほどよい母親⇨欲求不満(思い通りにならないこと)を経験させる ・only one(個性の尊重)と、one of them(大勢の中の1人)のバランスが重要 ⇨◎なんでも子供のいうことを聞くんじゃなくて、我慢させることも大事。その我慢をさせる軸を明確にしなきゃいけないなと思う。 ◆ネガティブな自分を受け入れるために 「弱くてダメなところのある自分」と「弱点のない綺麗な自分」が目の前に現れた時に前者を選べる状態 ネガティブな側面があることを認める⇨ダメであっても大丈夫、と伝える 子供がさらに話したくなる対話 宿題の習慣によって、学習習慣を身につけるだけでなく、「社会からの要請にはある程度応えるもの」というマインドも身につける
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現場で不登校の子どもたちとかかわる中で感じていた違和感の正体が少し見えたような気がします。 「叱らない子育て」や「褒めて伸ばす」というキャッチーなフレーズだけが一人歩きし、「叱る=悪いこと」という誤解 叱ることは、そのあと訪れるであろう子どもの不穏な感情とも向き合う覚悟がなくてはできないことで、ただそれを丁寧に行なっていくことで、自分自身で感情をコントロールできる人間になっていく。当たり前のことのように聞こえますが、前述した耳障りのよいフレーズを盾に、不穏感情を引き受けて来なかったツケが回ってきているのだろうな、と。 さて、これをどう現場で活かすか、、、 読み込んで、自分の目の前の状況とリンクさせていきたいです
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