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パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら 幻冬舎文庫
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パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら 幻冬舎文庫

中島たい子(著者)

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パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら 幻冬舎文庫

693

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2024/02/08
JAN 9784344433595

パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら

¥693

商品レビュー

4.1

30件のお客様レビュー

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2026/02/02

私もすっかりフランスとロズリーヌさんに魅了されてしまいました。 気負わず、自由で、こだわるところはこだわっていて 自分がしたいようにしているだけで、一緒にいる人を自然と満足させてしまうような (決しておもてなしをしようと意気込んではいない) 私もそんな女性になりたいものです…。 ...

私もすっかりフランスとロズリーヌさんに魅了されてしまいました。 気負わず、自由で、こだわるところはこだわっていて 自分がしたいようにしているだけで、一緒にいる人を自然と満足させてしまうような (決しておもてなしをしようと意気込んではいない) 私もそんな女性になりたいものです…。 観光客目線とはまた違った目線でフランスが描かれていて 海外を感じることができてとても楽しめました。

Posted by ブクログ

2026/01/27

気張らず、でも自分の感性をしっかり持って暮らすロゼリーヌたちの姿に、気付けば私も魅了されてしまった。線画の扉絵もおしゃれで可愛い。 サクサク読め進められるお手軽エッセイとして周りに勧めたくなった。あまりエッセイに馴染みがない人も読みやすいと思う。 出てくる料理がどれも美味しそう...

気張らず、でも自分の感性をしっかり持って暮らすロゼリーヌたちの姿に、気付けば私も魅了されてしまった。線画の扉絵もおしゃれで可愛い。 サクサク読め進められるお手軽エッセイとして周りに勧めたくなった。あまりエッセイに馴染みがない人も読みやすいと思う。 出てくる料理がどれも美味しそう!と思ってたらなんと巻末にレシピ付いていた。キッチン周りに余裕があったら作ってみたいなぁ。

Posted by ブクログ

2025/12/17

 中島たい子さんの叔母さん――というのは、お母さんの弟さん(ここまでは日本人)の奥さん―― フランス人のロズリーヌと、その子供たち、つまりたい子さんにとってはいとこにあたる、ソフィー、マチュウ、クミというフランス在住の親戚たちの暮らしを見て考えたことを語るエッセイ。フランス礼賛エ...

 中島たい子さんの叔母さん――というのは、お母さんの弟さん(ここまでは日本人)の奥さん―― フランス人のロズリーヌと、その子供たち、つまりたい子さんにとってはいとこにあたる、ソフィー、マチュウ、クミというフランス在住の親戚たちの暮らしを見て考えたことを語るエッセイ。フランス礼賛エッセイは珍しくはないが、「長年フランスを敬遠していた私だったが」で始まる、背表紙の紹介文に惹かれた。  ブックオフ閉店セールで50円でゲット(似たようなお話をブク友さんのところでも見かけましたが、ブックオフ閉店相次ぐな傾向だったら嫌だなあ・・・)。気の向くままに選んだ本のひとつだけれど、読み終わってみて、今の自分に合った選択だったうふふ、と満足。  以下は、気に入ったところのメモ。 ▼「自分の国を愛する気持ちは強いが、無意味にこだわることをしない彼らは、感性に導かれるままによさそうなものはどんどん受け入れていく」  ブランド名、高級品かどうか、自然か人工か、国産か否か・・・そうした頭でっかちな基準ではなく「おいしいから」で選ぶ。もとは植民地アフリカの料理だったクスクスも、叔母の家で出されるそれはもはや立派なフランスの家庭料理になっていることからも、フランス人の「いいものは取り入れて、さらにいい感じに進化させる」力は伝統的なものなのではないかとの考察するたい子さん。  こだわりはないけど感性を大事にする、ってところが好き。 ▼「すでに歴史を持っている古いものは、人でも物でも“お得”」  古いものが好き、物を長く大事に使う、そして”お得”が好き・・・この三つは関係がありそうだと踏んだたい子さん。そして観察の結果、上記の行動原理を導き出す。  確かに、時間の積み重ねはインスタントには手に入らない。まあ逆に、新鮮さとか若さというものも、失ったら二度と手に入らないのではあるが。どちらが今の自分の状況にとって必要かを、感性で見極めるのだろう。 ▼叔母は服にアイロンをかけず、ソフィーに至ってはシワを伸ばして干すことすらしない。  シワシワのままのパンツ、毛玉付きのセーター、すりきれたバッグを身に着けていてもなぜかかっこいいフランス人たちを見て、「自分に合ったものを着ている」というトータルとしてのマッチ具合さえあれば、服のシワも毛玉も気にならないのだなあ、と納得する。そしてパリの街という完成された風景の全体性には、犬の糞さえ美しく溶け込む・・・と、子どものころ訪れたパリを思い出していた(私じゃなくてたい子さんの話です)。 ▼子どもであっても、「自分」がある。  幼いころ、紙を染める遊びをしているとき、叔母に「その色の選択はない」とダメ出しされたソフィーは、色の選択理由を堂々とプレゼンして対抗していた。その場はデザイナー会議の様相を呈し、たい子さんとお母さんは驚いたそう。またこれも幼いころ、マチュウは自分だけ甚兵衛を着てディナーの席にいることを嫌だと感じて泣き出した。甚兵衛をパジャマのようなものだと捉えたうえで、恥ずかしいと思ったようなのだが、大人たちの側に「それは恥ずかしい、みっともないことだ」などと指摘したり気にしたりする空気は全くなかったという。  どれだけ情報の波や周囲の思惑にさらされようとも、その前にまず自分があること。その強さってあるんだろう。 ▼「フランス人に予定はない。いる必要がないところには、いない。満足したら帰る。」  こういうことは私もある。○○を買いに行ったけど、○○は買わずに帰ってきた、でも満足していた、みたいな日。 ▼「言葉を湯水のように使い、とにかく語ることを大切にするけれど、最終的には言葉やロジックにふりまわされず、気分で決めているようなところがある」  フランス人はしゃべってなんぼの人たちだ、とたい子さんは言うが、私はそこまでフランス人のことを知らないので、そこはわからない。私は子どものころから「うるさい」とだけは叱られたことのないタイプだが、メールやラインやチャットが長文になる性質ではある。文になると「うるさい」。だから、これにもちょっと共感した。  こうして、ふふふ私ってフランス的なのかもと悦に入っている精神性に「結局フランス礼賛かよ」と突っ込みを入れたい自分もいるが、仕方ない、感じたままだから。

Posted by ブクログ