商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2024/02/05 |
JAN | 9784087817485 |
- 書籍
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むすんでひらいて
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むすんでひらいて
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
全体を通じて、仏教についてのとてもすぐれた入門書になっていると思った。身体は死と生が同時に起きているという科学の話題、華厳経の時法界、理法界、理事無礙法界、時時無礙法界、といった解説や、唯識による心の中の阿頼耶識の種子の話が印象に残った。 むすぶー結ぶ、ひらくー解きほぐす、という...
全体を通じて、仏教についてのとてもすぐれた入門書になっていると思った。身体は死と生が同時に起きているという科学の話題、華厳経の時法界、理法界、理事無礙法界、時時無礙法界、といった解説や、唯識による心の中の阿頼耶識の種子の話が印象に残った。 むすぶー結ぶ、ひらくー解きほぐす、という解釈も面白かった。我々の認識が世界を分節化して認識し、その分節化の行きすぎに陥っているから、それを一旦解きほぐしたらどうかという提案も、行き詰まりの社会になにかヒントにならないかと感じた。 ただ、「むすぶ」が「結ぶ」ではなく「産すぶ」につなげたらまた面白いとも思った。 聞き手の大竹稽は教え子の自殺を心に抱きながら、応える玄侑宗久も日頃、多くの死に接していることが、対話のベースに流れていることを読み終わってから改めて思い出した。
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死について考える:師が日常化 わがことの死・他者の死 死と共感 昔の日本人・死:平安時代ー死者は物の怪→凶事 死者の無念や心残り 死後のビジョン→生者に救い いろは歌 いのちの存在:ブッダ・中道 輪廻転生 瞑想・無我 人間の生死の営み・物語:仏教理解→物語→経典 鎌倉仏教 死に対...
死について考える:師が日常化 わがことの死・他者の死 死と共感 昔の日本人・死:平安時代ー死者は物の怪→凶事 死者の無念や心残り 死後のビジョン→生者に救い いろは歌 いのちの存在:ブッダ・中道 輪廻転生 瞑想・無我 人間の生死の営み・物語:仏教理解→物語→経典 鎌倉仏教 死に対する共同幻想 縁起の世界:赦し ぶまい 神=結ぶ・仏=ほどける 混沌と浄土 人間の本性:悪人正機説 空 華厳 自己の概念 理事・軍事無礙法界 東洋の気と西洋哲学:2つの価値観 渾沌 唯識 むすんでひらいて無限の可能性を信じて生きる
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