商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晶文社 |
発売年月日 | 2024/02/02 |
JAN | 9784794974099 |
- 書籍
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話が通じない相手と話をする方法
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話が通じない相手と話をする方法
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商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
【なぜ】タイトルインパクトが大きかったため一読 【どう】一旦4.0点の★4(図書館の貸し出し期間内で読みきれず3章途中終了。再度借りて読みたい) 「認識論」の概念が頭に無かった。これから意識したいと思ったとともに、傾聴力がある人はよく実践していることのようにも思えた。
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話が通じないと思い込んでいる相手でも、対話の意思さえあれば対話は可能である……というのが本書の力強いメッセージである。レベル別に具体的に対話の技法を説明していて、示唆に富む。 総じて言えるのは、その人が語ることそれ自体を捉えるのではなく、本書の言う認識論――その人が語ること...
話が通じないと思い込んでいる相手でも、対話の意思さえあれば対話は可能である……というのが本書の力強いメッセージである。レベル別に具体的に対話の技法を説明していて、示唆に富む。 総じて言えるのは、その人が語ることそれ自体を捉えるのではなく、本書の言う認識論――その人が語ることの背後にあるものを知ろうとすることが大切だということだ。その人がどのような情報を持っていて、それをどう認識しているのかを、まず把握することだ。決して、自分の語りたいことを相手に押し付けることであってはならない(本書では「伝令はむしろ撃て」と言っている)。 本書が面白いのは、失敗例として著者ら自身の過ちが取り上げられていることと、訳者解説が抜群の切れ味を持っていることだろう。どちらも、じつは原著者ら自身が本書の教えを必ずしも(というかかなり)守れていないことがよく分かる。だからこそ、逆説的な形で「話が通じない相手と話をする」ことの難しさをひしひしと感じてしまう。複雑な読後感を抱く本だった。
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最終章「イデオローグと会話するための2つの鍵」で「道徳リフレーミング」というジョナサン・ハイトが提唱したツールが紹介されていて、リベラルが保守に勝てない理由にもつながっていく話に知的興奮を覚えた。人が甘い・辛い・苦い・しょっぱいなど瞬時に食べたものの味を微細に感じ取る味覚があるよ...
最終章「イデオローグと会話するための2つの鍵」で「道徳リフレーミング」というジョナサン・ハイトが提唱したツールが紹介されていて、リベラルが保守に勝てない理由にもつながっていく話に知的興奮を覚えた。人が甘い・辛い・苦い・しょっぱいなど瞬時に食べたものの味を微細に感じ取る味覚があるように、人は道徳感を非常に敏感に、言語化できずともかぎ分けているというハイトの洞察がとても興味深い。 続いてジョナサン・ハイトを読んでみます。
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