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メンタル脳 新潮新書1024
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メンタル脳 新潮新書1024

アンデシュ・ハンセン(著者), マッツ・ヴェンブラード(著者), 久山葉子(訳者)

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メンタル脳 新潮新書1024

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2024/01/17
JAN 9784106110245

メンタル脳

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商品レビュー

3.7

53件のお客様レビュー

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2024/06/09

若者向けに書かれた本ということですが、精神のあり方や幸せの追求について中年にも有益な話が盛りだくさんの内容でした。 今生きていることは祖先が生き延びるために正しい行動をとってきた連続、それは脳の仕組みが命を最優先してきたから、そして現代では命を脅かされる状況はほぼ無いのに脳が危機...

若者向けに書かれた本ということですが、精神のあり方や幸せの追求について中年にも有益な話が盛りだくさんの内容でした。 今生きていることは祖先が生き延びるために正しい行動をとってきた連続、それは脳の仕組みが命を最優先してきたから、そして現代では命を脅かされる状況はほぼ無いのに脳が危機を感じているために鬱になる、感情は脳が情報をまとめて自分自身をコントロールするためで幸せを感じるのも生き延びさせるための方法、だから不安やストレスを感じてパニックになるのは脳の防御のメカニズム、辛い記憶が蘇ったりPTSDや妊娠中のつわりになるのは脳が同じような危険から身を守ろうとしているから、運動をすることで体が強くなると脳にその情報が伝わりメンタルも強くなる,肌を撫でることでエンドルフィンが出るので毛繕いのような関わり合いが必要、alone とlonely の違い、孤独を感じると病気になりやすく寿命も縮まる、人のイケてるSNSをみるとメンタルが下がるので見る時間を制限する、幸せは追うと逃げる、幸せの材料は家族や友人や同僚などでその人たちにとっても意味のあることに夢中でうちこめれば幸せを感じられるはず。 自分の脳にも自分自身にも優しく生きていきたいと思います。

Posted by ブクログ

2024/06/08

スマホ脳、運動脳、最強脳、ストレス脳に続いて、5冊目を読んだ。アンデシュ・ハンセン氏の〇〇脳シリーズは、読むと穏やかな気分になり、やってみようかなと思うことが多い。 今回もやはり大事な事は、①運動(やらない理由はない)、②一緒にいて安心できて、信用できる人たちに囲まれる、③夢中に...

スマホ脳、運動脳、最強脳、ストレス脳に続いて、5冊目を読んだ。アンデシュ・ハンセン氏の〇〇脳シリーズは、読むと穏やかな気分になり、やってみようかなと思うことが多い。 今回もやはり大事な事は、①運動(やらない理由はない)、②一緒にいて安心できて、信用できる人たちに囲まれる、③夢中になれて、意味を感じられることをする。特に運動は、メンタルを安定させる。鬱になる可能性をぐっと低くしてくれる。運動しながらなかなか他の事は考えられないものね。いつの間にか動きに集中しているから。

Posted by ブクログ

2024/06/04

■第1章 なぜ私たちは生きているのかのポイント ・人類の歴史のうち99.9%の時間では、半数が10代になる前に死んだ。 ・私たちはそんな世界で数百世代にわたって「正しい選択」をしてきた先祖の子孫である。 ・人間の脳は私達を生き延びさせるために進化してきた。感情はそのための「道具」...

■第1章 なぜ私たちは生きているのかのポイント ・人類の歴史のうち99.9%の時間では、半数が10代になる前に死んだ。 ・私たちはそんな世界で数百世代にわたって「正しい選択」をしてきた先祖の子孫である。 ・人間の脳は私達を生き延びさせるために進化してきた。感情はそのための「道具」。 ■第2章 なぜ感情があるのかのポイント ・脳は私たちをコントロールするために「感情」を使う。 ・怖かったり勇気が出たりするのは、脳が私たちを「生き延びさせる」ためにしていること。 ・私たちの集中力には限界がある。だから脳がいくつもの情報を「まとめ」てくれている。 ■第3章 なぜ不安を感じるのかのポイント ・私たちは幸福を感じたままではいられない。それではサバンナで死を招くだけだからだ。 ・脳の「火災報知器」扁桃体が不安を引き起こす。 ストレスは「逃走か逃走か」のモードに入る「身体のプロセス」。「不安」もこのストレスシステムを起動させる。 ・不安は防御のメカニズム。それが理解できれば不安を過度に恐れずにすむはず。これも脳が私たちを生き延びさせるために仕組みなのだから。 ■第4章 なぜ記憶に苦しめられるのかのポイント ・脳は私たちに「そのままの外界」を見せるわけではない。私たちを動かすために「記憶」も道具として使う。 ・辛い思い出が蘇るのは、脳が同じような危険から私たちを守ろうとするから。 ・記憶は取り出すたびに変化する。安心できる状況で辛い思い出を口に出すことで、辛さを減らすことができる。 ・嫌な記憶も「フタをする」のではなく何度も取り出すことで変化させることができる。ただし、専門家の助けが必要なこともあるので注意。 ■第5章 なぜ引きこもりたくなるのかのポイント ・つわりも引きこもりも恐怖症も、脳が感染などから私たちを守ろうとして引き起こされることがある。ただし、少々やりすぎなこともある。 ・脳は危険に強く反応するようにできている。今は世界中の危険に関するニュースが常時スマホに入ってくるから要注意。 ・ネガティブな感情を一人で乗り越えるのが困難なときは、まず両親や学校の先生、保健室の先生などに話を聞いてもらう。助けを求められるのは勇気がある証拠である。 ■第6章 なぜ運動でメンタルを強化できるのかのポイント ・脳も身体の一部。身体が強くなければその情報が脳に伝わり、メンタルも強くなる。 ・ストレスの原因にかかわらず、運動はストレスから守ってくれる。 ・運動でうつのリスクは下がる。ストレスや不安を減らし、パニック発作や恐怖症、PTSDにも効果がある。成績が上がり自信がつくことも期待できる。 ・運動しない理由はない。 ■第7章 なぜ孤独とSNSがメンタルを下げるのかのポイント ・私達の祖先は群れで生きてきたので、他者と連帯できれば幸せを感じるし、孤独になればストレスになる。多大、孤独は本人が感じるかどうか次第。 ・孤独を避けるため、脳は記憶や意見を変えたりする。 ・孤独はメンタルや身体の病気の確率を上げ、寿命も縮める。他人をネガティブに捉えるようになることもある。 ・キラキラしたSNSはメンタルを下げる。SNSの時間を制限することが大切。 ■第8章 なぜ「遺伝子がすべて」ではないのかのポイント ・メンタルの強さは遺伝或いは環境だけで決まるわけではない。ただし、運動することでメンタルを保てる可能性は高まる。 ・脳は粘土のようなもので、睡眠や運動、長期的なストレス、友人、セラピーなど日々どのように生きるかで働きが変えられる。これらは自分の意志で決められる。 ・脳は変えられない、治らないと思えば現実にそうなりかねない。単純に思い込まず、科学的にに考えれば知識は解毒剤になる。 ■第9章 なぜ「幸せ」を追い求めてはいけないのかのポイント ・幸せは追い求めれば逃げるもの。 ・幸せの主な材料は家族や友人、同僚など「他の人間」である。 ・他者にとっても意味のあることに夢中で打ち込めれば幸せを感じられる瞬間は訪れるはず。 ■幸せのレシピ ①一緒にいて快適で、信用できる人達に囲まれる。 ②夢中になれて意味を感じられることをする(他の人に対しても意味を感じられるようなこと) ③①と②を繰り返す。

Posted by ブクログ

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