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受験生は謎解きに向かない 創元推理文庫
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受験生は謎解きに向かない 創元推理文庫

ホリー・ジャクソン(著者), 服部京子(訳者)

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受験生は謎解きに向かない 創元推理文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2024/01/11
JAN 9784488135089

受験生は謎解きに向かない

¥880

商品レビュー

3.8

88件のお客様レビュー

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2025/02/01

シリーズ1作目『自由研究には向かない殺人』の前日譚。 コナーの家に招かれて、架空の殺人犯を当てるゲームに参加するピップ。舞台は1924年で孤島に立つ大富豪の館という設定。 まだ友人達の関係性が変化する前の頃だから、なんか懐かしい感じ。 シリーズ本編では、ピップのSNSを駆使し...

シリーズ1作目『自由研究には向かない殺人』の前日譚。 コナーの家に招かれて、架空の殺人犯を当てるゲームに参加するピップ。舞台は1924年で孤島に立つ大富豪の館という設定。 まだ友人達の関係性が変化する前の頃だから、なんか懐かしい感じ。 シリーズ本編では、ピップのSNSを駆使した推理で進行していったが、本作ではゲームの設定が1924年なのでスマホは回収され使えないけど、事象を並べて真実に迫っていくあたりが、さすがの洞察力で感心する。 だけど、結末はこれから始まる数々の事件へのメッセージ性をはらんでいて、はっと考えさせられる。本編での道のりを思うと、複雑な感情が湧き起こる読後感だった。

Posted by ブクログ

2025/01/05

「自由研究には向かない殺人」前日譚。三部作を読んでからこちらを読むか、それともこれを読んでから三部作を読むか。どちらでも楽しそうです。 友人宅に集まってマーダー・ミステリ・ゲームを繰り広げるピップたち。物語はただそれだけの、短篇にも近い短いものです。だけれどミステリの楽しみは盛り...

「自由研究には向かない殺人」前日譚。三部作を読んでからこちらを読むか、それともこれを読んでから三部作を読むか。どちらでも楽しそうです。 友人宅に集まってマーダー・ミステリ・ゲームを繰り広げるピップたち。物語はただそれだけの、短篇にも近い短いものです。だけれどミステリの楽しみは盛りだくさん。ピップと一緒になって謎解きを楽しみ、そしてその答えにはピップと同様叫んじゃいます(これ、ミステリ小説だったらほとんどのミステリファンは壁に投げると思います)。実に軽やかで爽やかな一作なのですが。 三部作を先に読んでいると、彼らはもうこんなにも無邪気に謎解きをすることは二度とできないんだろうな、と切なくなってしまいました。お遊びの殺人事件を軽々しく楽しむことは、痛々しい事件を実際に経験していない者だけの特権なのではないかと思えます。ミステリって、幸せな娯楽なのかも。

Posted by ブクログ

2024/12/24

シリーズの前日譚。あの揺さぶられた3部作の前に、ピップ達がマーダーミステリーで遊ぶ話。全てを知っているから感傷に浸りたくなるし、1に繋がるのを察して始まりに言葉を失う。にしてもピップの推理力の凄さを目の当たりにする、ここから始まるのか

Posted by ブクログ

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