- 新品
- 書籍
- 文庫
- 1224-30-02
構造と力 記号論を超えて 中公文庫
1,100円
獲得ポイント10P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2023/12/21 |
| JAN | 9784122074484 |
- 書籍
- 文庫
構造と力
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
構造と力
¥1,100
在庫なし
商品レビュー
3.5
23件のお客様レビュー
浅田彰の著作を初めて拝見した。 内容としては近代における構造主義を様々な知見を元に細やかに説明し、さらにはポストモダンに関して考察し、新たな知見を示している。 本書は全体を通して固有名詞や哲学的な用語、参考文献など複数のレベルが存在し、初見にて理解する事は難解である様に思われ...
浅田彰の著作を初めて拝見した。 内容としては近代における構造主義を様々な知見を元に細やかに説明し、さらにはポストモダンに関して考察し、新たな知見を示している。 本書は全体を通して固有名詞や哲学的な用語、参考文献など複数のレベルが存在し、初見にて理解する事は難解である様に思われる、しかし、実際には固有名詞や部分に捉われず、全体を俯瞰しながら読んでいけばある程度のオーバービューは獲得できるのではないだろうか。 特に構造主義におけるクラインの壺モデル、そこからポストモダン論としての、リゾームや脱コード化はある程度前提知識があれば大きく理解する事はできるのではと感じる。 本書が刊行されて40年程の月日が流れているとの事だったが、私たちの生きる現代はポストモダンの時代をより混沌にした状況だと感じる。ポストトゥルースや、陰謀論、ロシアやイランにおける戦争、アメリカのトランプによる強権、全ての事情が全く新しい物語を紡ぎ始めているのではないだろうか。 当初想定されていたポストモダンの理想は新たな混沌を生み、私たちはその最先端にいる事を深く実感している。0年代の様な牧歌的な平和は潰え、新たなる時代を生きるしかない状況だ。 本書はその様な社会状況だからこそ、再度振り返り、新たに何ができるのかを考えるきっかけになるのではないだろうか。今一度問いたいと思います。
Posted by 
80年代にニューアカブームを巻き起こすきっかけの最先鋒となった書籍。2023年についに文庫化しており、Kindleもなかったので日本帰国時に書店で真っ先に購入。そんな経緯ももあり、楽しみながら読んだ。内容理解度はさておいて。 千葉雅也先生の解説が秀逸。まずはこちらを先に読むこと...
80年代にニューアカブームを巻き起こすきっかけの最先鋒となった書籍。2023年についに文庫化しており、Kindleもなかったので日本帰国時に書店で真っ先に購入。そんな経緯ももあり、楽しみながら読んだ。内容理解度はさておいて。 千葉雅也先生の解説が秀逸。まずはこちらを先に読むことを強くおすすめする。 浅田彰が本作で論じる前近代→近代へと移る潮流をコード化→超コード化→脱コード化という順序で進めてるんだよ、って教えてくれる。この主張を基底に経済・社会・個人の主体性といった話題を展開しながら、繰り返し主題の確からしさを論考する。 この手引きがあったおかげで、浅田の衒学的も言っていいであろう難解な用語の洪水を主題を見失わずに渡りきることができた、深謝。 現代に生きる人々にとって、浅田の理論はどう解釈すべきか。絶対的な象徴秩序が崩壊した構造は、今も続いていると感じる。より個人責任偏重の傾向が強まっている。 個人と個人のぶつかり合いでより前進したものが勝つといった資本主義社会での生活に疲弊している。浅田の提示した脱コード化社会はより強固なものになり、だからこそ「リゾーム」であり「遊戯」であることの重要性はさらに高まっているのである。まだ人類は浅田が突き付けた現代病に対する解決策を見つけられていない。 折しも、敵対を避けより豊かに生きるための道を模索するという態度がみられる「令和人文主義」がブームになている。「衝動」「趣味」「批評」というキーワードが並ぶが、これらが意味する先に浅田の「力」が合流し現代人にマッチした思想へと昇華していくのではないか、という現代人文系文筆家たちへの淡い期待が立ち現れる。楽しみである。
Posted by 
今までに二回、第三章で挫折し、Geminiの手を借りながら三度目の正直でようやっと読了。 基本的には前提知識がなくとも大雑把に対立図式を追っていけば理解することができるが、第三章のラカン、これが曲者で、単純に字面から意味を推測することは不可能であり、ここだけは一冊ラカンの入門書を...
今までに二回、第三章で挫折し、Geminiの手を借りながら三度目の正直でようやっと読了。 基本的には前提知識がなくとも大雑把に対立図式を追っていけば理解することができるが、第三章のラカン、これが曲者で、単純に字面から意味を推測することは不可能であり、ここだけは一冊ラカンの入門書を読んでおくのが良い。 構造をめぐる前近代と近代の説明は非常に明快だが、同じことが何回も繰り返されるので冗長。全ての章は独立して読むことができると言っているが、そんな配慮いらん。 全体としてあまり一冊の本としての完成度は高くないと思うが、後の思想への影響を考えると読む価値はある。
Posted by 
