商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2023/12/19 |
JAN | 9784153400184 |
- 書籍
- 新書
みんなで読む源氏物語
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みんなで読む源氏物語
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
もう一回読むかはわからないが、大河ドラマに夢中の身としては勉強になる一冊。こんなにわかりやすく解説してもらえると、頑張って源氏物語を読んでみたくなる。 色々な方たちが源氏物語について語る本であるが、原作を読みたい気持ちに駆られる書評とうんざりする書評にはっきりわかれた。 鴻巣友季...
もう一回読むかはわからないが、大河ドラマに夢中の身としては勉強になる一冊。こんなにわかりやすく解説してもらえると、頑張って源氏物語を読んでみたくなる。 色々な方たちが源氏物語について語る本であるが、原作を読みたい気持ちに駆られる書評とうんざりする書評にはっきりわかれた。 鴻巣友季子という人の書評は唯一読み進めるのが辛かった。小難しい講釈は自身の著書でやれば良い。
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個人的には、近藤泰弘さんと、山本貴光さんの対談が興味深かった。もう少し長く語りあって欲しかった。この対談で一冊編んでほしいくらい。 という風に、それぞれのパートは短めながら面白いので、入門書としては、良い感じては。
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日本の古典作品で有名な『源氏物語』であるが、その内容は膨大である。事実、『源氏物語』は五十四帖と、一気に読むには量が多い。しかも、物語はメインストーリーとサブストーリーが交差する構成で、ゆえに日本の作品とはいえ、敬遠してしまいがちである。そこで、本書はいかに『源氏物語』を読み解...
日本の古典作品で有名な『源氏物語』であるが、その内容は膨大である。事実、『源氏物語』は五十四帖と、一気に読むには量が多い。しかも、物語はメインストーリーとサブストーリーが交差する構成で、ゆえに日本の作品とはいえ、敬遠してしまいがちである。そこで、本書はいかに『源氏物語』を読み解くべきなのかを教授する。 まず先に結論を述べると、日本の古典作品だからといって、物語を隅々まで理解しないといけないという訳でない。それ以上に、物語の描写、具体的には心の機敏、花や植物の情趣、和歌などを読んで味わうことが重要である。「ラランド」ニシダのコラム欄でも言及されているが、数回挫折した末に何とか読破したものの、物語を十分に理解はできなかったと述べる。ニシダは、全てを理解するのは諦めたが、部分的には面白く感じたという。このように、理解できないことを知ることも、読書体験において大切である。 これ以外にも、本書には多岐にわたって『源氏物語』に関する知識や批評が詰まっており、未読の読者はもちろんのこと、既に読み通した人にとっても、なんらかの助けとなるだろう。1000年前に書かれた本とはいえ、人間そのものは、どの時代であっても変わらないことがわかるだろう。
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