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コロナと潜水服 光文社文庫
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コロナと潜水服 光文社文庫

奥田英朗(著者)

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コロナと潜水服 光文社文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2023/12/12
JAN 9784334101541

コロナと潜水服

¥770

商品レビュー

3.9

30件のお客様レビュー

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2024/10/04

久しぶりに読む奥田さんの作品。 軽く読めるのに、何気に深くてハッとさせられる。 どの話にもドキっとする一文あり。 最初の話が1番好きかも。

Posted by ブクログ

2024/09/26

奥田英朗さんの短編集。どれもファンタジーの要素があり、暖かくて切なくて前向きになれるお話でした。私は特に「ファイトクラブ」と「コロナと潜水服」が好きでした。コロナ禍が始まって世界中がパニックになっていた頃の話、まだほんの数年前の事なのに既に懐かしく、こんな感じだったなぁ、異常事態...

奥田英朗さんの短編集。どれもファンタジーの要素があり、暖かくて切なくて前向きになれるお話でした。私は特に「ファイトクラブ」と「コロナと潜水服」が好きでした。コロナ禍が始まって世界中がパニックになっていた頃の話、まだほんの数年前の事なのに既に懐かしく、こんな感じだったなぁ、異常事態だったなぁと思い出しました。

Posted by ブクログ

2024/09/22

「リバー」が面白かったので、同じ著者の短編を読んでみた。幽霊とか予知能力といったファンタジー要素もある5編。 「ファイトクラブ」が印象に残った。会社で肩たたきにあい、それでも退職に応じない中高年男性たちが、異動先での屈辱的な待遇に耐えながら、社内でボクシングを始めたことで、次第...

「リバー」が面白かったので、同じ著者の短編を読んでみた。幽霊とか予知能力といったファンタジー要素もある5編。 「ファイトクラブ」が印象に残った。会社で肩たたきにあい、それでも退職に応じない中高年男性たちが、異動先での屈辱的な待遇に耐えながら、社内でボクシングを始めたことで、次第にいきいきした感情を取り戻していく。他人が見たらカッコ悪い生き方かも知れないが、個々に様々な事情や人生観があるのだ。でも格闘技っていいな。ラストも良かった。 表題作「コロナと潜水服」も良かった。コロナが流行し始めたあの頃の不安な空気を思い出した。自身の感染を確信した男性が、妊娠中の妻と幼いわが子には移すまいと家の中でも外でも潜水服を着たままで過ごす。周りに奇異の目で見られても開き直り、テレビの取材クルーにもキレ散らかす彼の様子には思わず笑ってしまい、伊良部先生シリーズを思い出した。 ユーモラスな描写も多く、気楽にあっという間に読めてしまうが、5篇とも家族愛とか人生観とかしみじみ考えさせられ、深い味わいがあった。

Posted by ブクログ

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