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孤独まんが(文庫版) ちくま文庫
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孤独まんが(文庫版) ちくま文庫

アンソロジー(著者), 山田英生(編者)

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孤独まんが(文庫版) ちくま文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2023/12/11
JAN 9784480439246

孤独まんが(文庫版)

¥880

商品レビュー

3.4

6件のお客様レビュー

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2024/08/07

購入後、長い間積まれて埋もれていた一冊。 哀愁漂うカバーイラスト。 子どもマンガから出発した戦後のマンガは、その草創期から「孤独」な主人公を描いてきたと解説にあるように静かな孤独感と哀しみや無情さを感じた。 なかでも気になった7篇。 「地下鉄を降りて」 いつもと違う帰宅ルート...

購入後、長い間積まれて埋もれていた一冊。 哀愁漂うカバーイラスト。 子どもマンガから出発した戦後のマンガは、その草創期から「孤独」な主人公を描いてきたと解説にあるように静かな孤独感と哀しみや無情さを感じた。 なかでも気になった7篇。 「地下鉄を降りて」 いつもと違う帰宅ルートを歩こうと地下街に入ったら迷ってしまい出られなくなる。 「黒い蝶」 余命を宣告された中年男の末路。 「仮面」 男の気持ちが言葉じゃなく伝わってくる。 「思い出のおっちゃん」 子ども心に記憶に残るおっちゃん。 「夜の蝉」 語らなかった父を思い出すのは夏。 「沼南」 ただ歩いているだけなのに寂寥や孤独が伝わってくる。 「それから」 猫を通して姉と弟の繋がりを感じる。 短い漫画に伝わってくるものは孤独だけではなく、いろんな気持ちが乗っかっていた。

Posted by ブクログ

2024/07/13

ついこないだ同じちくま文庫から出てるつげ忠男コレクションに収録の『夜の蝉』がこっちにも収録されているのだが、せめてそのくらいは配慮してくれよ、と思いました。

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2024/04/23

山田英生によるちくま文庫オリジナルの漫画アンソロジーのシリーズ。 「孤独」をテーマに古いのから新しいのまでいろいろ取りそろえたラインナップ。 このシリーズ、印象だと初期のころはもっとガロ・COM系の60年台から70年台に偏った印象だったが、改善されてきてるのか? 収録作の中では篝...

山田英生によるちくま文庫オリジナルの漫画アンソロジーのシリーズ。 「孤独」をテーマに古いのから新しいのまでいろいろ取りそろえたラインナップ。 このシリーズ、印象だと初期のころはもっとガロ・COM系の60年台から70年台に偏った印象だったが、改善されてきてるのか? 収録作の中では篝ジュンの「日常生活」の印象が強烈。存在すら知らなかったが70年台に活動していた人で石子順造に見いだされた人らしい。他の作品も読んでみたいと思った。あとはつげ忠男の「夜の蝉」も良かった。

Posted by ブクログ

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